ラベンダーの育て方 主な効能と種類とは? [植物]
ラベンダー(lavender、lavandula)とは
シソ科の背丈の低い常緑樹のこと。
学名・・Lavandula
別名・・ヒロハラワンデル
原産地・・地中海沿岸
開花期・・5月~7月
収穫期・・5月~10月
花色・・紫、白、ピンク
耐寒性・・普通
耐暑性・・普通
<ラベンダーの花言葉>
あなたを待っています
期待
私に答えてください
疑い
不信
ラベンダーといえば、誰でもご存知のハーブではないでしょうか。
北海道では紫色に咲き誇る花が、一面に広がるラベンダー畑が有名ですね。
穂状の花からはふんわりと甘い香りがあり、
「香りの女王」という異名もあるほど。
<ラベンダーの主な効果・効能>
つぼみに多く含まれる精油成分の香りは、精神を安定させる働きがあります。
リラックス効果・・いらいらした時、眠れない時に香りを嗅ぐと気持ちが落ち着く
<ラベンダーの主な種類>
4つのグループに大別されます。
ラバンドゥラ(ムンステッドラベンダー、ウーリーラベンダー)・・品質の良い精油が取れる
ストエカス(ストエカスラベンダー)・・花の形が面白い
デンタータ(デンタータラベンダー)・・葉に細かい切れ込みが入っている
プテロストエカス(レースラベンダー)・・非耐寒性で四季咲き
・イングリッシュラベンダー・・小さな花で香りが強い
上質の香油が取れる
・フレンチラベンダー・・花の先に花びらのような紫色の包葉がつく
下記はラベンダーの育て方になります。
<苗選び>
苗から育てることをお勧めします。
・葉の色、つやがよいものを選ぶ
<日当たり・置き場所>
日当たりと風通しがよく、あまり肥沃でない土を好みます。
高温多湿に弱く、乾燥した涼しい気候が適しています。
梅雨時期のような長雨を避け、雨のかからない涼しい場所で育てます。
鉢植えの場合、日の当たる軒下などで冬越ししましょう。
<水やり>
鉢植えの場合、水やりは土が乾いたら与えます。
過湿になると根腐れを起こすことがあるので気をつけてください。
庭植えでは根づいたら水やりはほとんど不要です。
水のやり過ぎは株を枯らしてしまう原因になるので十分気をつけましょう。
<肥料>
肥料はほとんど不要です。
肥料のやり過ぎは根腐れの原因になります。
春と秋に1回ほど緩効性化学肥料を置き肥にします。
<用土>
赤玉土(小)7、腐葉土3、または市販の草花用培養土がよいでしょう。
<植え付け・植え替え>
肥沃でない土を好みますが、酸性土を嫌うので水はけのよい培養土に
石灰をすきこみます。
苗を購入したらすぐに植え付けてください。
風通しをよくする為、株元をやや高くして植え付けるとよいでしょう。
鉢植えの場合は、鉢底にゴロ石を入れて水はけをよくしましょう。
コンテナに植える場合は、20~25cm間隔で余裕を持って定植してください。
<増やし方>
・挿し木
初夏か秋が適期になります。
2年目以降の株から春に伸びた花穂のない新枝を使います。
新枝の先、7~8㎝ほど切り取り、新しい土に挿します。
20℃前後で管理すると発根してきます。
・株分け
毎年の必要はありません。
2~3年に一回行います。
春か秋が適期になります。
2~3芽を1株にして切り分け、用意した土に植え付けましょう。
<切り戻し>
枝が伸びて姿が乱れてきたら、切り戻しを行います。
花が終わったら、根元から1/3ぐらい切り戻して株姿を整えてください。
<病害虫>
丈夫です。
ほとんど心配はありません。
ハーブ界の女王的存在のラベンダーを是非、育ててみてください。
ネモフィラの花言葉と育て方とは [植物]
ネモフィラとは
ハゼリソウ科・ネモフィラ属(Nemophila)に分類される1年草の植物のこと。
学名・・Nemophila
和名・・ルリカラクサ(瑠璃唐草)
(ルリカラクサ・・学名Nemophila menziesii)
その他の名前・・ベビーブルーアイズ
原産地・・北アメリカ 北アメリカ西部
開花期・・4月~5月
花色 ・・青、白、複色
耐寒性・・やや弱い
耐暑性・・弱い
私たちがよく見るネモフィラは、目の覚めるようなスカイブルーに
中心が白の花色のものですが、この他にも白の弁端に
紫の斑点の入るものもあります。
横張り性の強い茎は、よく分枝して地面を覆うように茂り、
可愛らしい花を次々に咲かせるのがこの花の特徴です。
下記はネモフィラの花の育て方のポイントになります。
<植え方>
大きくなっての移植を嫌うので、9~10月にプランターに種を直まきして、
間引いて育てます。
または春にポット植えの苗を植えましょう。
<置き場所・日当たり>
日当たりのよい場所を好みます。
日当たりが悪いとだらしなく伸びたり、花つきや花色も悪くなるので
気をつけてください。
<水やり>
水はけの悪い土に植えたり、水をやり過ぎると、
根腐れを起こしやすくなります。
水は土が乾いてからやるくらいにしましょう。
<肥料>
やり過ぎると葉ばかりが茂って、花付きがあらくなります。
苗から開花まで薄い液肥を10日に1回、与えるくらいで
よいでしょう。
<用土>
水はけのよい用土であれば特に土は選びません。
市販の培養土を利用する場合は、肥料分の多いものは控えましょう。
配合土を使用する場合は、赤玉土(小粒)6、腐葉土4の割合が
よいでしょう。
<植え付け・植え替え>
一年草ですので植え替えの必要はありません。
<増やし方>
・タネまき
花後、5月~6月に種を採種します。
9~10月に蒔きますので、それまで種は乾燥貯蔵しておきましょう。
移植を嫌うので庭やプランターに直接まいて間引きしながら育てます。
種を蒔いた後、軽く覆土しておきます。
約10日ほどで発芽しますよ。
間引きを行う時は、株と株の間隔を10~20cmはあけて下さい。
<その他>
密植すると徒長したり、根元の葉が蒸れて腐ったりするので、
あらく植えてください。
花壇以外でも吊り鉢などに植えてもよいですね。
<病害虫>
アブラムシがつきやすいので、3月に入ったらオルトラン粒剤をまきましょう。
青い空と同じ色の可愛らしい小さな花、ネモフィラ。
霜に弱いのでよく日の当たる場所に置いて育ててくださいね。
<ネモフィラの花言葉>
どこでも成功
可憐
愛国心
清々しい心
荘厳
私はあなたを許す
イカリソウの育て方 種類と花言葉とは [植物]
常盤碇草(トキワイカリソウ)の花 / takamorry
イカリソウとは
メギ科・イカリソウ属の落葉多年草のこと。
学名・・Epimedium
和名・・錨草、碇草
別名・・淫羊霍(いんようかく)
三枝九葉草(さんしくようそう)
原産地・・日本、東アジア 北アフリカ 南ヨーロッパ
開花期:3月~5月
花色・・白、薄ピンク、赤紫、淡い黄
耐寒性・・強い
耐暑性・・強い
<イカリソウの種類>
トキワイカリソウ
ウラジロイカリソウ
キバナイカリソウ(ソハヤキイカリソウ)
バイカイカリソウ
ホザキノイカリソウ
クモイイカリソウ
ヒメイカリソウ
シオミイカリソウ ・・・
<イカリソウの花言葉>
あなたを捕らえる
あなたをつかまえる
人生の出発
君を離さない
イカリソウは花が船の錨(イカリ)に似ていることからこの名が付きました。
儚げな花姿ですが、以外に丈夫で育てやすい山野草なので
初心者の方にもお勧めです。
下記はイカリソウの育て方になります。
<鉢選び>
・花や葉の色つやがよいもの
・花数が多いもの
乾燥して葉先がチリチリなものは避けましょう。
<日当たり・置き場所>
イカリソウは木漏れ日が入る樹林の根元に自生している植物です。
明るい半日陰が適しています。
真夏の強い日光に当たると葉焼けを起こしてしまいます。
葉焼けすると、葉先がチリチリに焼けてしまいますので、
風通しのよい棚下などに置きましょう。
残念ながらひどい葉焼けは回復しません。
冬は霜が降りる前には軒下に移しましょう。
<水やり>
水切れに弱いので土が乾く少し前に、鉢底から水が流れるよう
たっぷりと与えましょう。
水切れすると葉焼けすることもあります。
<用土>
腐植質に富んだ水はけのよい土が理想です。
市販の草花用培養土でもよいです。
配合土なら赤玉土・小粒7、腐葉土・3の割合がよいでしょう。
<肥料>
花後と秋に緩効性化成肥料を施しましょう。
<植え付け・植え替え>
・庭植えの場合
10~20cmほど土を盛ってから植えると生育がよくなります。
春(5~6月中旬)か秋(9月中旬~10月上旬)、2年に1回、
一回り大きな鉢に水はけのよい培養土で植え替えを行います。
根の生長が早いので2~3年に1度は必ず行いましょう。
秋は枯れ葉茎を切り、3芽ずつ分けて4~5号鉢に植え替えましょう。
古土を落とし、根をほぐしてからナイフで株を切り分けてくださいね。
<病害虫>
丈夫ですので特に心配はありません。
<花が咲かない・・>
1年ぐらいは植えっぱなしでも構いませんが、2~3年すると鉢の中が
根でいっぱいになります。
根詰まりを起こすと水分が吸収されないので花付きが悪くなります。
晩秋か芽が動き出す前の早春に株分けをして植え替えましょう。
初心者の方でも大変育てやすい花です。
是非、チャレンジしてみてくださいね。
福寿草の花言葉と育て方とは? [植物]
フクジュソウ(福寿草)とは
キンポウゲ科の多年草のこと。
学名・・Adonis ramosa
和名・・フクジュソウ(福寿草)
英名・・Far East Amur adonis
別名・・がんじつそう(元日草)
ついたちそう(朔日草)
ガショウソウ(賀正草)
報春草
福神草
原産地・・日本 中国東北部 シベリア東部
開花時期・・2月~4月
花色・・黄
耐寒性・・普通
耐暑性・・普通
<福寿草の花言葉>
幸福
幸せを招く
永久の幸福
回想
思い出
悲しき思い出
祝福
福寿草の福寿とは幸福と長寿の草という意味があると言われています。
名前からしてめでたさ満天の山野草です。
福寿草の花と南天の実をよく一緒に植えるのですが、
これは「難を転じて福となす」という縁起を担いだものです。
また福寿草は毒草になります。
根と茎は有毒ですので食べないようにしてください。
11月中旬頃から新年にかけて出回るものは、正月飾り用に促成栽培されたものに
なります。
自然開花は2月頃からです。
下記は福寿草の育て方になります。
<購入ポイント>
花芽は3芽を1株として水ゴケなどにくるまれて、売られていることが多いです。
・ふっくらと丸みのある花芽
・水ゴケに包まれた中の根が腐っていないもの、切れていないもの
・根がよく張っているもの
鉢植えの場合は葉の色つやがよく、しまった株を選んでください。
<日当たり・置き場所>
植え付け後は一度寒さにあてます。
下が降りる直前まで屋外に置いて花芽分化を促します。
室内に入れたままでは花付きが悪くなりますので気をつけて下さい。
開花時期は日当たりのよい窓辺に置きますが、夏は日陰の涼しい所に
置きましょう。
<水やり>
根が生長する3~5月頃はたっぷり与えます。
6月以降、葉が枯れてしまっても水やりは続けましょう。
<肥料>
植え付け時に緩効性化成肥料を施します。
その他には花後に液肥を10日に1回ぐらいの割合で与えましょう。
<用土>
赤玉土(小)7、腐葉土3の割合で配合した土、または市販の山野草の
用土を使用します。
<植え付け・植え替え>
花芽は11~2月上旬までに植え付けます。
深めの6号鉢に5芽を目安に植えてください。
鉢底にゴロ土を入れ、水はけ、保水性のある培養土を用いましょう。
根をよく広げて植えるのがコツです。
<ふやし方>
・株分け
4年に1度くらいを目安に7~9月頃が適期になります。
植え替えを兼ねて行うとよいでしょう。
鉢から抜いた株の根の先端を傷付けないように根土を落とします。
1株3~5芽ぐらいに手で折り分けます。
分けたら乾かないうちにすぐに大きめの鉢に植え替えましょう。
<病害虫>
ナメクジがつく場合があります。
ナメクジ駆除の薬剤を散布し防除しましょう。
<花が終わったら>
正月用に出回る促成鉢は、平鉢に根を短く切り詰めてある場合が殆どです。
これは一時的な観賞用に作られたものですから、花後、すぐに1株ずつ
植え替えを行いましょう。
翌年の開花は期待できませんが、根が十分に張って株が大きくなれば
花が咲きますよ。
是非、おめでたい花、福寿草を育ててみてくださいね。
蝋梅(ろうばい)の花言葉と育て方 接ぎ木の方法とは? [植物]
Winter Sweet / Chimonanthus / 蝋梅(ロウバイ) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)
蝋梅(ろうばい)とは
ロウバイ科・ロウバイ属の落葉低木のこと。
学名・・Chimonanthus praecox
和名・・ロウバイ
別名・・カラウメ(唐梅)、オウバイカ(黄梅花)、ナンキンウメ(南京梅)
原産地・・中国
開花時期・・12月中旬~2月
花色・・黄
耐寒性・・強い
耐暑性・・強い
<蝋梅の花言葉>
慈しみ
ゆかしさ
愛情
慈愛
先導
先見
優しい心
蝋梅は甘い香りがするとても可愛らしい花です。
名前に梅がついているため梅の仲間でバラ科・サクラ属と思われがちですが、
別属になります。
また、「蝋梅」という名前は蝋(ろう)細工のような梅に似た黄色い花を咲かせるから
その名前が付いたと言われています。
花びらを触ってみると分厚く、蝋のような質感があります。
ちなみに、原産地の中国では梅(ウメ)、水仙(スイセン)、椿(ツバキ)とともに
「雪中の四花」として親しまれているそうですよ。
下記は蝋梅の育て方になります。
<日当たり・置き場所>
特に場所を選びませんが、根腐れを起こして枯れないようにする為には、
水はけのよい場所に植えつけましょう。
大きく育ちますので、鉢植えではなく庭植えにしてください。
半日陰の場所でもよく育ちますが、花付きをよくしたいのであればできるだけ
日当たりのよい場所で育てましょう。
寒風の当たらない場所がお勧めですが、冬の寒さや夏の暑さに
比較的強い植物ですのであまり気を使う必要はありません。
<水やり>
植え付け時にたっぷりと水を与え、根付くまでは乾燥させないように気を付けます。
春から秋の間は(4月~10月上旬)、土の表面が乾いたら十分に与えましょう。
<用土>
過湿を嫌いますが極端な乾燥もよくありません。
水はけのよい培養土が適しています。
赤玉土(小粒)8、腐葉土2の配合土がよいでしょう。
植つけの際に、腐葉土などをあらかじめたっぷりと混ぜ込んでくださいね。
<肥料>
適期は2月下旬~3月下旬頃、8月下旬~9月上旬頃の年2回になります。
油粕と骨粉を同量混ぜ合わせたものを施します。
株元に2握りくらいでよいでしょう。
チッソ分が多いと枝や葉が必要以上に茂る原因になりますので注意してください。
<植えつけ・植え替え>
落葉時期が適期になります。
11月~12月、または2月中旬~3月に行いましょう。
真冬の厳寒期は避けてください。
植えつける場所には完熟堆肥や腐葉土などを充分に混ぜ込んでおきます。
植え穴は苗に対して深さ、幅ともにやや大きめ(2倍くらい)に掘ります。
水はけをよくする為に、株元が回りの地表よりもやや高くなるように
山高に植えましょう。
株元に水を注ぎます。
その時に棒などで突きながら根と土を馴染ませてください。
株がぐらつくようならば支柱を立てるとよいでしょう。
(極端な乾燥を避ける為にワラなどを株元に覆うとよいです)
<ふやし方>
・種まき
種まきがお勧めです。
出来る限り採りまきにしてください。
適期は9月~10月頃になります。
初夏から夏にかけて完熟した種を採種します。
鞘の中の種を取り出したらすぐに蒔いても構いませんが、
一晩水に浸けたものを蒔いてもよいです。
採取した種を赤玉土(小粒)と鹿沼土を混ぜた用土に、種の3倍ほどの深さに蒔き
軽く土をかぶせます。
その後は、乾かさないように水やりをして管理します。
苗は寒さに弱いので、霜や風の当たらない場所で管理してください。
上手くいけば春頃に発芽を確認できると思います。
本葉が3~5枚ほどになったら1本ずつ鉢上げを行ってください。
種から育てると花が咲くまでにはかなり時間がかかります。
発芽してから5年以上は開花までにかかると予測してください。
・接ぎ木(呼び接ぎ)
適期は3月頃になります。
台木を用意してください。
種まきから育てて2年~4年程経過した株を台木に使用します。
親株となる枝と台木の合わさる部分の表皮をナイフなどで削ります。
削った部分を密着させて、接ぎ木テープで固定してください。
<病害虫>
特に害虫の心配はありません。
葉に黒い斑点ができる・・水はけが悪いか土壌が硬くなっているのが原因
葉が黄色くなる
<剪定>
適期は落葉後の11月頃、花後の新芽が出る前の3月頃に行います。
成木は強剪定の必要はありません。
樹形が乱れてきたら、枯れ枝や間延びした枝、徒長枝を切る程度の
剪定を行います。
長く伸びた枝には花芽はほとんど付かないので、根元から20cmほど残して
切ってください。
木の内側に向かって伸びる短い枝は日光をさえぎる原因になります。
この様な枝も切り詰めましょう。
ひこばえ(根元から出る長く勢いのある枝)が出てきます。
ひこばえは株の栄養を消耗させ、勢いを衰えさせます。
2~3本程度残して、早いうちにかき取りましょう。
蝋梅は一度植え付けたら移植は困難な植物です。
植えつける場所はよく考えて選んでください。
蝋細工のような美しい花を咲かせる蝋梅を是非、育ててみてくださいね。
スノードロップの恐ろしい花言葉と可愛い花の育て方とは? [植物]
スノードロップの花言葉と育て方をご紹介いたします。
スノードロップ (snowdrop)とは
ヒガンバナ科・ガランサス属(スノードロップ属、マツユキソウ属)の
球根性多年草のこと。
学名・・Galanthus
和名・・マツユキソウ(待雪草 common snowdrop)
英名・・Snowdrop
別名・・ガランサス、ユキノハナ
原産地・・ヨーロッパ、西南アジア
開花期・・2月~3月
花色・・白
耐寒性・・強い
耐暑性・・普通
<スノードロップの花言葉>
希望
慰め
友情
初恋のため息
逆境の中の希望
悲しみの中に浮かぶ希望
恋の最初のまなざし
まさかの時の友
と、ここまではなかなか素敵な花言葉ですが・・人への贈り物として
プレゼントする場合は、気をつけなければなりません!
「あなたの死を望みます」という意味に変わりますのでご注意ください!
スノードロップは1月1日、2月2日、1月10日、1月20日、2月26日などの
誕生花です。
スノードロップは1本の花茎に1輪、白い花びらに緑色の斑点が特徴です。
可憐な花からは想像もできないほど寒さに強く、雪解け間近の土の中から
新芽を出し花を咲かせます。
市場に出回っているのは、エルウェシー系とニファリス系です。
下記はスノードロップの育て方になります。
<球根選び>
球根は9月頃から出回ります。
乾燥しきっていないもの、傷のないものを選びましょう。
<日当たり・置き場所>
寒さに強く半日陰を好むので、屋外で育てます。
これといった霜除けの必要はありません。
株が育ち、つぼみが付いたら室内に取り入れ、日当たりのよい窓辺に置けば
早く花が楽しめます。
夏の暑さに弱いので、花が終わったら涼しい日陰を選んで置くようにしましょう。
球根が小さいので2~3年は植えたままで構いません。
<水やり>
土が乾いたら与えますが、冬でも乾燥しない程度に時々、水やりをしましょう。
<肥料>
生育中に薄い液肥を2~3回与え、花が終わってから株元に緩効性化成肥料を
施しましょう。
<用土>
水はけと通気性、適度な保水性のある土が適しています。
市販の草花用培養土、または赤玉土(小)7、腐葉土3の配合土がよいでしょう。
<植え替え・植え付け>
球根は乾燥を嫌います。
購入したらすぐに植え付けましょう。
水はけのよい培養土を用い、5号鉢なら5~7球を目安に植え付けてください。
プランターなら5cm間隔で密植すると見栄えがします。
球根を並べたら2~3cm土をかけましょう。
<病害虫>
アブラムシが発生することがあります。
見つけ次第、薬剤(オルトラン粒剤など)を散布して駆除しましょう。
<花後の手入れ>
花茎を根元まで切り取り、葉が枯れるまで水やりをして花後、株元に化成肥料を
施して球根を太らせます。
2~3年は植えたままで大丈夫ですが、球根が混むと花付きが悪くなりますので、
植え替えを行いましょう。
夏はできるだけ涼しい場所で管理してください。
雪のしずくのように、うつむき加減に咲く可憐な白花、スノードロップを
是非、育ててみてくださいね。
椿(ツバキ)の花言葉と育て方 剪定のやり方とは? [植物]
ツバキ(椿・海柘榴)とは
ツバキ科・ツバキ属の1種で日本原産の常緑樹のこと。
学名・・Camellia japonica
和名・・ヤブツバキ
別名・・カメリア、ヤブツバキ、ヤマツバキ
原産地・・日本、中国、台湾、朝鮮半島南部
開花期・・11月~4月
花色・・赤、ピンク、白、複色
耐寒性・・強い
耐暑性・・強い
<ツバキの花言葉>
理想の愛
謙遜
赤・・控えめな愛、気取らない美しさ
白・・申し分のない愛らしさ、理想的な愛情、冷ややかな美しさ
ツバキはヤブツバキ系の他に、フラットな花の中央にオシベが開くユキツバキ系、
風情のある一重咲きのワビスケツバキ系がある他、八重咲き種やボタン咲き種など、
豪華な雰囲気の外国産ツバキがあります。
下記はツバキの花の育て方になります。
<苗木の選び方>
枝の伸びがよく、葉の色が鮮やかで光沢のあるものを選んでください。
また、幹が太いものを求めましょう。
<日当たり・置き場所>
日陰でも栽培できますが、できるだけ日当たり、風通しのよい屋外で育てましょう。
<水やり>
土が乾いたらたっぷり与えます。
花芽ができる6月中旬~7月中旬頃は、水やりを控えるようにすると花付きが
よくなります。
<肥料>
1月~2月の寒肥と花後のお礼肥、8月~9月に追肥として発酵油かすを株元に
施しましょう。
<用土>
水はけがよく弱酸性の土でよく育ちます。
市販の草花用培養土でよいでしょう。
粘土質の場所は避けてください。
<植え付け・植え替え>
適期は3月~4月になります。
苗木は植木畑から掘り起こしたものがほとんどなので、畑の黒土は水はけが悪く
そのまま植え付けると根腐れを起こしてしまいます。
鹿沼土以外は、根巻きを取って周りの土を軽くほぐし、水はけがよく保水性のある
培養土を用いて植え付けます。
たっぷり水を与え、根づくまでは半日陰で管理しましょう。
鉢の植え替えは根鉢を少し崩し、赤玉土(小)6、腐葉土3、バーミキュライト1、
の配合土で一回り大きな鉢に植え替えてください。
<増やし方>
・挿し木
適期は6月~7月になります。
新枝を10cmぐらいに切ります。
切った枝の下葉を取り、水揚げをして鹿沼土に挿してください。
半日陰で管理し、発根後、鉢揚げしましょう。
<病害虫>
天敵はチャドクガという毛虫です。
6月~8月の間に発生します。
卵や幼虫を見つけたら葉ごと切ってください。
その後、スミチオンやケムシ用の殺虫剤を散布し駆除します。
毛虫の抜けた毛に触れると皮膚がかぶれます。
駆除する時は気をつけてくださいね。
<剪定>
花後すぐ(花芽ができる前に)、枝葉が混み合ってきたら剪定を行います。
花後は徒長枝や重なった部分を切り、2~3枚残して葉の付け根より少し上で
枝を切ります。
小さくしたい場合は強剪定をしてください。
ちなみに、今年伸びた新梢の先端に花芽ができます。
ツバキは花が終わると花首から落ちます。
そのままにしておくと見苦しいので、こまめに取り除きましょう。
全ての花が終わったら剪定を行なってください。
ツバキは剪定が遅れると花芽が付かなくなることもあります。
タイミングを逃さないようにしてくださいね。
茶花として日本古来から愛されてきた椿の花を是非、育ててみてくださいね。
ツワブキの育て方と花言葉 ツワブキの食べ方をご紹介! [植物]
ツワブキの育て方と花言葉、佃煮の作り方をご紹介いたします。
ツワブキ(石蕗、艶蕗)とは
キク科・ツワブキ属の多年草のこと。
学名・・Farfugium japonicum
和名・・ツワブキ(石蕗)
英名・・Leopard plant
Green leopard plant
別名・・ツワ、イシブキ、イソブキ
原産地・・日本(東北地方南部以南の本州、四国、九州)、
朝鮮半島南部、中国東部~南部、台湾
開花期・・10月~12月
花色・・黄、白、オレンジ
耐寒性・・普通
耐暑性・・強い
名前の由来ですが、葉に艶がありフキによく似ていることから、
「艶のある葉のフキ=艶葉蕗(つやばぶき)」が転じてツワブキになったと
考えられています。
花の少ない寒い時期に咲くツワブキは、葉が常緑で艶があり美しい為、
昔から観賞用に庭に植えられていました。
葉は解毒剤としても使用されます。
葉をもんだり火であぶって柔らかくしたものを、切り傷や腫れ物、湿疹などの上にはり
民間薬としても利用するんだそうです。
ちなみに、沖縄の方言でツワブキは「ちぃぱっぱ」というそうですよ。
下記はツワブキの育て方になります。
<日当たり・置き場所>
日なたか明るい日陰で育ててください。
極端に暗い日陰で管理すると、葉色が悪くなったり間延びしてしまいますので
注意してください。
午前中に2~3時間くらい日射しが確保できれば充分に育ちます。
黄色い斑入りの品種は、日光不足になると斑が薄くなるので気をつけましょう。
真夏の直射日光に当たると葉が焼けてしまいます。
西日の当たる場所は避けてください。
斑入りの葉は強光線に弱いです。
斑の部分だけ茶色く枯れて、穴が開いたようになってしまうことがあるので、
真夏の強光線には当てないようにしてください。
日射しが株の一部分にしかに当たらない場所で管理している場合は、時々、
鉢の向きを変えて全体に日が当たるようにしましょう。
特に冬場の防寒を行う必要はありません。
<水やり>
・鉢植えの場合
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
・庭植えの場合
植え付けたら降雨だけで特に水を与える必要はありません。
<肥料>
元肥として植え付ける際に、土に堆肥や腐葉土を混ぜ込んでください。
追肥の必要はほとんどありませんが、追肥を行う場合は控えめにしてください。
肥料が効きすぎると葉っぱがより大きく育ったり、斑入りの品種の中には斑が
薄くなってしまうものがあります。
肥料はなるべく控えめにしておきましょう。
<用土>
有機質のたっぷり入った、水はけのよい土が適しています。
ですが、土質はあまり問いません。
市販の草花培養土でよく育ちます。
<植え替え・植え付け>
・庭植えの場合
一度植え付けて根付いていれば特に植え替えをする必要はありません。
・鉢植えの場合
適期は4月~5月、9月~10月になります。
鉢が根でいっぱいになったら植え替えを行います。
深さの浅い平鉢を使うと、バランスよくまとまるのでお勧めです。
株を鉢から抜いたら土を1/3落として、新しい土で一回り大きな鉢に植え替えます。
あまり株を大きくしたくない場合は、小さな鉢に植え替えてください。
また、鉢植えから地植えに植え替えるなら、真冬を除いた時期ならいつ行っても
構いません。
<ふやし方>
・株分け
適期は植え替えと同じ時期になります。
古くなった根茎を、葉2~3枚以上付けて切り取り植え付けます。
自然に分かれるようならそれで分けます。
芽に十分に根がついて繋がっているようなら、ナイフなどで切って分けても構いません。
<根茎伏せ>
生きていれば葉のついていない古い根茎でも、土に植えておけば芽を出して
新しい株が育ちます。
<花茎切り・枯れ葉取り>
花が咲き終わったら花茎を切り捨てましょう。
枯れ葉も取り除いて清潔にしておきましょう。
<病害虫>
病気・・うどんこ病、斑葉病、褐斑病
うどんこ病は葉の表面に白い粉をかけたようなカビが生えます。
斑葉病は灰白色の円い病斑ができ、その病斑の縁が褐色になります。
褐斑病も灰白色の円い病斑ができ、その病斑の縁が暗褐色になります。
どちらもその後、黒い点が現れます。
どの病気も発生した葉を切り捨ててください。
害虫・・キクスイカミキリ
4月~7月に葉柄に成虫が卵を産みつけます。
成長した幼虫は地下の根茎に向かって葉柄の内側を食い進みます。
そして根茎の内部をも食いつくしてしまいます。
完全に防ぐ方法はありません。
ツワブキの周囲にキク科の草を生やさないことが予防策になります。
ツワブキの葉に黒や灰色のポツポツが見られることがあります。
これは病気ではなく葉焼けですので間違わないようにしてください。
葉に付いた水滴によるものです。
下記はツワブキのレシピになります。
大切に育てたツワブキを美味しく戴きましょう!
<ツワブキの佃煮風>
~材料~
ツワブキ・・1束(300g)
水・・カップ2
醤油・・カップ4分の1
みりん・・カップ4分の1
日本酒・・カップ4分の1
塩(茹で用)・・小さじ1
まずは、ツワブキの汚れを洗って落とします。
お鍋にお湯を沸かします。
この段階では塩を入れません。
沸いた湯の中にツワブキを入れて茹でましょう。
ツワブキの緑色が鮮やかになったら、湯から取り出してすぐに冷水に浸します。
冷めたツワブキのスジを剥いてください。
スジが剥けたら食べやすい大きさに切りましょう。
二度目のアク抜きをします。
お鍋にお湯を沸かします。
今度は塩を入れてください。
茹でて切ったツワブキをもう一度茹でます。
あまり茹ですぎると香りが飛んでしまうので、茹で時間は5分くらいです。
茹で過ぎに注意してください。
別のお鍋に水、醤油、みりん、日本酒とツワブキを入れて弱火で煮ます。
煮汁が無くなるまで(1時間位)煮てください。
煮汁がなくなったら器に盛り付けて完成です。
アク取りを何回か行うので苦味が少なく出来上がります。
とても食べやすくて美味しいですよ。
<ツワブキ花言葉>
謙譲
困難に傷つけられない
ローズマリーの育て方 ローズマリーの使用法と効果・効能とは? [植物]
ローズマリーの育て方と使い方、その効能をご紹介いたします。
ローズマリーとは
シソ科に属する常緑性低木のこと。
学名・・Rosmarinus officinalis
別名・・マンネンロウ、ロスマリン
英名・・rosemary
原産地・・地中海沿岸
開花期・・10月~2月、5月~6月
出回り時期・・4月~5月、9月~10月
収穫期・・周年
草丈・・20~200cm
使える部位・・葉、花、茎
利用方法・・料理、お菓子、ティー、入浴剤、ポプリ、化粧水、染色など
薄紫色など淡い色合いの小さな花が咲き、常緑で横に這うように茂る
ほふく性のものや、茎が真っ直ぐ立ち上がる立性の品種がある他、
主に花を楽しむために改良された園芸品種なども登場しています。
触れただけで香り立つ、たっぷりと精油を含んだ松葉に似た葉が特徴です。
ローズマリーは脳の働きを活発にし、記憶力を高める作用がある為、
「若返りのハーブ」「記憶力のハーブ」の異名を持っているんです。
頭が疲れた時など、ひと枝折って香りを嗅いでみてください。
スッキリとした気分になりますよ。
化粧品の原料や入浴剤などに用いられる馴染み深い香りです。
この他にもローズマリーには殺菌作用や筋肉疲労を和らげる効果があります。
葉や茎はくせのある肉料理の臭み消しに最適です。
下記はローズマリーの育て方になります。
<苗選び>
タネからも育てられますが、苗の方がお手軽です。
葉色がよく株が大きく間延びしていないものを選びましょう。
黄色っぽく変色しているものは避けてください。
<日当たり・置き場所>
乾燥や暑さには強いですが、高温多湿、冬の寒風に弱いのが特徴です。
日当たり、風通しのよい場所で育て、真夏は日陰で管理しましょう。
冬は吹きさらしにならない日当たりのよい軒下などで冬越ししてください。
<水やり>
乾燥気味に育ててください。
庭植えなら真夏以外は頻繁に水やりをしなくても構いません。
土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。
真夏は朝夕2回ぐらい与えてください。
ただし水の与えすぎには注意しましょう。
<肥料>
植え付け時に、緩効性肥料を少量、土に混ぜておきます。
痩せ地でもよく育つので、追肥はほとんど必要ありませが2~3年の株に、
骨粉などを混ぜたものをやるとよいです。
窒素分が多いと、枝葉ばかりが茂り花がつきにくくなるので気をつけてください。
<用土>
酸性土を嫌うので、水はけのよい培養土に石灰をすきこみ中和させておきましょう。
<植え付け・植え替え>
適期は3~5月と9~10月です。
株での移植に弱いので、植え直すことがないように株間を広め(60㎝以上)にとって
植え付けてください。
水はけをよくするために、やや根元が高くなるように植えるとよいです。
<ふやし方>
・挿し木
真夏の時期を除いた春か秋に行ってください。
挿し穂は新芽で作ります。
葉茎を7~8cmの長さに切って下葉を取り切り口を斜めにカットします。
水の入ったコップに20~30分ほど入れて水揚げをしてください。
その後、赤玉土に挿して発根を待ちます。
約20日前後で発根するので、根が確認できたら鉢上げをしてください。
<切り戻し>
伸びすぎた枝や下葉が枯れてきたら、収穫を兼ねて風通しをよくする為にも
切り戻しを行いましょう。
<病害虫>
特に心配はありません。
<収穫>
植え付け後、2年以降に行います。
葉は一年中、少量ずつ収穫可能です。
成長期に枝が伸びてきたら、枝ごと収穫するのがよいです。
下葉をある程度残しておくと次々と葉が出てきますよ。
葉を摘む時は、上から下へ手でしごくようにして採りましょう。
枝がやわらかい時は、葉と一緒に刻んで料理などに用いてください。
~利用法~
小枝を束ねて逆さに吊るしてドライにします。
ドライにすると長持ちするので、大量に収穫した時に作っておくとよいです。
料理では小枝をそのまま摘み取り、生で用いた方がより香りがします。
・料理
特に肉料理との相性は抜群です。
特有の香りは臭み消しになり、防腐効果もあります。
刻んだ葉はポテトフライやパスタにふりかけたり、魚を焼く時にひとふりしても
香りがよく食欲をそそります。
・ポプリ
葉はドライにしても香りは落ちません。
ポプリやサシェなどにして、リフレッシュしたい時など気分転換に香りを楽しめます。
キッチンやペットの臭いが気になる場所に置いてもよいですね。
・美容
血行を促進させる効果のある茎や葉をお風呂に入れて入浴剤として楽しめます。
ドライの葉5gに熱湯100mlを入れて冷まして浸出液を作ります。
その中に少量のリンゴ酢を加えます。
この浸出液をリンス代わりに使用すると、髪につやが出てさらさらにする効果が
あります。
また、浸出液はローションとしても使用できます。
・飲料
ドライの葉5gに熱湯200mlを入れたハーブティーは、頭が重くだるい時に
飲んでください。
体が元気になりますよ。
強い香りとほろ苦い風味のあるローズマリー、料理に使う時は他のハーブと混ぜて
少量使ってください。
妊娠中の方は利用を控えめにしてくださいね。
葉も花も茎も使えるハーブ、ローズマリーを是非、育ててみてくださいね。
<ローズマリーの花言葉>
思い出
記憶
追憶
私を思って
静かな力強さ
ドウダンツツジの紅葉の名所 安国寺の場所とドウダンツツジの育て方 [植物]
ご紹介いたします。
ドウダンツツジ(灯台躑躅)とは
ツツジ科・ドウダンツツジ属の植物のこと。
学名・・Enkianthus perulatus
和名・・ドウダンツツジ(灯台躑躅)
中国名・・満天星
名前の由来は、ドウダンツツジの枝分かれしている様子が、夜間の明かりに用いた
結び灯台の脚の部分と似ていた事からトウダイから転じてドウダンとなったそうです。
原産地・・日本、台湾
開花期・・4月~6月
紅葉の見頃・・寒冷地では10月中旬~11月上旬頃
温暖地では11月中旬~12月中旬頃
花色・・白
耐寒性・・強い
耐暑性・・強い
ドウダンツツジは新しい芽が吹く春に、白い壺形の可愛らしい小花を咲かせます。
白い小花は枝から垂れ下がるようにたくさん付きます。
新緑、花期、紅葉とドウダンツツジの見頃は多い為、季節ごとに楽しめる樹木です。
中でも秋の紅葉は非常に美しく、真っ赤に紅葉する姿はとにかく素晴らしいです。
<ドウダンツツジ・兵庫県の名所>
~安国寺~
住所・・兵庫県豊岡市但東町相田327
問合せ先・・但馬安国寺 0796-54-0435
ドウダンツツジの拝観期間・・2013年11月6日~2013年11月24日
(期間外は閉門)
拝観時間・・8:00~19:00(入門は18:30まで)
夜間鑑賞・・16:00~19:00
時間・・境内自由
休み・・無休
料金・・無料
一般公開期間の拝観料・・大人 300円 子供 無料
安国寺の境内にあるドウダンツツジは樹齢70年以上。
秋の紅葉の見頃に合わせて一般公開が行われます。
是非、まっ赤に紅葉するドウダンツツジを見にお出掛けください。
下記はドウダンツツジの育て方になります。
<日当たり・置き場所>
日当たりの良い場所から半日陰の場所で管理します。
日陰だと花つきが悪くなり、秋の紅葉の時期の葉も美しく色付かないので
注意が必要です。
夏は直射日光や西日の当たらない場所で育てましょう。
冬は耐寒性が強いので特に防寒を行う必要はありません。
<水やり>
基本は土の表面が乾いたらたっぷりやるです。
夏の極端に乾燥する時期には十分に与えてください。
夏の花芽が作られる頃に水切れをさせないようにしてください。
翌年の花つきが悪くなってしまう事があるので注意しましょう。
休眠する落葉期には水は控えめに与えましょう。
<肥料>
適期は2月と9月の年2回です。
固形の油かす4、骨粉6を混ぜたもの株元に施します。
チッソ分が多いと葉ばかりが茂るので注意してください。
9月に与える肥料は2月の半分くらいの量で十分です。
<用土>
水はけと水もちがよい用土が適します。
赤玉土(小粒)6、腐葉土4の割合で混ぜた土を使用しましょう。
ドウダンツツジは酸性土壌を好みます。
<植え替え・植え付け>
適期は新芽が伸び始める前の3月~4月、落葉期になります。
できるだけ厳寒期は避けましょう。
・鉢植えにした場合
鉢の中が根でいっぱいになって、底から根が出てくるようなら植え替えを行います。
鉢から株を抜いたら、土を1/3程度くずし一回り大きな鉢に深植えにならないように
植えつけましょう。
ポイントは根を広げるように浅植えにし、深植えにならないようにすることです。
深植えなので少々山高に植え付けて構いません。
<ふやし方>
・挿し木
適期は春以降に伸びた、新しい枝が十分に充実した6月~7月頃です。
新しく伸びた枝を付け根から手でもぎ挿し穂にします。
挿し穂の下の方についている葉を取り除いてください。
清潔な土を鉢に入れそこに挿します。
風通しが良く、直射日光の当たらない場所で乾かさないように管理しましょう。
2ヶ月くらいで発根してきますので、翌年の春に植え付けるまで
そのまま育ててください。
<剪定>
適期は花後すぐになります。
紅葉だけを楽しむのならいつでも剪定は行えます。
夏以降の剪定はせっかく育った花芽を切ることになりますので、花も楽しみたいなら
剪定時期を考えましょう。
<病害虫>
病気・・特にありません。
害虫・・カイガラムシ ハダニ アブラムシ
カイガラムシ・・枝葉に発生します。
こすり落として駆除しましょう。
ハダニ・・乾燥と高温の時期に発生します。
被害が進むと葉がきれいに紅葉しません。
アブラムシ・・春項の暖かくなる時期に発生します。
いずれも見つけ次第、薬剤を散布して予防しましょう。
初心者でも育てやすいドウダンツツジを是非、育ててみてくださいね。
<ドウダンツツジの花言葉>
節制
上品
私の思いを受けて
返礼