蝋梅(ろうばい)の花言葉と育て方 接ぎ木の方法とは? [植物]
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蝋梅の花言葉と育て方をご紹介いたします。
Winter Sweet / Chimonanthus / 蝋梅(ロウバイ) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)
蝋梅(ろうばい)とは
ロウバイ科・ロウバイ属の落葉低木のこと。
学名・・Chimonanthus praecox
和名・・ロウバイ
別名・・カラウメ(唐梅)、オウバイカ(黄梅花)、ナンキンウメ(南京梅)
原産地・・中国
開花時期・・12月中旬~2月
花色・・黄
耐寒性・・強い
耐暑性・・強い
<蝋梅の花言葉>
慈しみ
ゆかしさ
愛情
慈愛
先導
先見
優しい心
蝋梅は甘い香りがするとても可愛らしい花です。
名前に梅がついているため梅の仲間でバラ科・サクラ属と思われがちですが、
別属になります。
また、「蝋梅」という名前は蝋(ろう)細工のような梅に似た黄色い花を咲かせるから
その名前が付いたと言われています。
花びらを触ってみると分厚く、蝋のような質感があります。
ちなみに、原産地の中国では梅(ウメ)、水仙(スイセン)、椿(ツバキ)とともに
「雪中の四花」として親しまれているそうですよ。
下記は蝋梅の育て方になります。
<日当たり・置き場所>
特に場所を選びませんが、根腐れを起こして枯れないようにする為には、
水はけのよい場所に植えつけましょう。
大きく育ちますので、鉢植えではなく庭植えにしてください。
半日陰の場所でもよく育ちますが、花付きをよくしたいのであればできるだけ
日当たりのよい場所で育てましょう。
寒風の当たらない場所がお勧めですが、冬の寒さや夏の暑さに
比較的強い植物ですのであまり気を使う必要はありません。
<水やり>
植え付け時にたっぷりと水を与え、根付くまでは乾燥させないように気を付けます。
春から秋の間は(4月~10月上旬)、土の表面が乾いたら十分に与えましょう。
<用土>
過湿を嫌いますが極端な乾燥もよくありません。
水はけのよい培養土が適しています。
赤玉土(小粒)8、腐葉土2の配合土がよいでしょう。
植つけの際に、腐葉土などをあらかじめたっぷりと混ぜ込んでくださいね。
<肥料>
適期は2月下旬~3月下旬頃、8月下旬~9月上旬頃の年2回になります。
油粕と骨粉を同量混ぜ合わせたものを施します。
株元に2握りくらいでよいでしょう。
チッソ分が多いと枝や葉が必要以上に茂る原因になりますので注意してください。
<植えつけ・植え替え>
落葉時期が適期になります。
11月~12月、または2月中旬~3月に行いましょう。
真冬の厳寒期は避けてください。
植えつける場所には完熟堆肥や腐葉土などを充分に混ぜ込んでおきます。
植え穴は苗に対して深さ、幅ともにやや大きめ(2倍くらい)に掘ります。
水はけをよくする為に、株元が回りの地表よりもやや高くなるように
山高に植えましょう。
株元に水を注ぎます。
その時に棒などで突きながら根と土を馴染ませてください。
株がぐらつくようならば支柱を立てるとよいでしょう。
(極端な乾燥を避ける為にワラなどを株元に覆うとよいです)
<ふやし方>
・種まき
種まきがお勧めです。
出来る限り採りまきにしてください。
適期は9月~10月頃になります。
初夏から夏にかけて完熟した種を採種します。
鞘の中の種を取り出したらすぐに蒔いても構いませんが、
一晩水に浸けたものを蒔いてもよいです。
採取した種を赤玉土(小粒)と鹿沼土を混ぜた用土に、種の3倍ほどの深さに蒔き
軽く土をかぶせます。
その後は、乾かさないように水やりをして管理します。
苗は寒さに弱いので、霜や風の当たらない場所で管理してください。
上手くいけば春頃に発芽を確認できると思います。
本葉が3~5枚ほどになったら1本ずつ鉢上げを行ってください。
種から育てると花が咲くまでにはかなり時間がかかります。
発芽してから5年以上は開花までにかかると予測してください。
・接ぎ木(呼び接ぎ)
適期は3月頃になります。
台木を用意してください。
種まきから育てて2年~4年程経過した株を台木に使用します。
親株となる枝と台木の合わさる部分の表皮をナイフなどで削ります。
削った部分を密着させて、接ぎ木テープで固定してください。
<病害虫>
特に害虫の心配はありません。
葉に黒い斑点ができる・・水はけが悪いか土壌が硬くなっているのが原因
葉が黄色くなる
<剪定>
適期は落葉後の11月頃、花後の新芽が出る前の3月頃に行います。
成木は強剪定の必要はありません。
樹形が乱れてきたら、枯れ枝や間延びした枝、徒長枝を切る程度の
剪定を行います。
長く伸びた枝には花芽はほとんど付かないので、根元から20cmほど残して
切ってください。
木の内側に向かって伸びる短い枝は日光をさえぎる原因になります。
この様な枝も切り詰めましょう。
ひこばえ(根元から出る長く勢いのある枝)が出てきます。
ひこばえは株の栄養を消耗させ、勢いを衰えさせます。
2~3本程度残して、早いうちにかき取りましょう。
蝋梅は一度植え付けたら移植は困難な植物です。
植えつける場所はよく考えて選んでください。
蝋細工のような美しい花を咲かせる蝋梅を是非、育ててみてくださいね。
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蝋梅の花言葉と育て方をご紹介いたします。
Winter Sweet / Chimonanthus / 蝋梅(ロウバイ) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)
蝋梅(ろうばい)とは
ロウバイ科・ロウバイ属の落葉低木のこと。
学名・・Chimonanthus praecox
和名・・ロウバイ
別名・・カラウメ(唐梅)、オウバイカ(黄梅花)、ナンキンウメ(南京梅)
原産地・・中国
開花時期・・12月中旬~2月
花色・・黄
耐寒性・・強い
耐暑性・・強い
<蝋梅の花言葉>
慈しみ
ゆかしさ
愛情
慈愛
先導
先見
優しい心
蝋梅は甘い香りがするとても可愛らしい花です。
名前に梅がついているため梅の仲間でバラ科・サクラ属と思われがちですが、
別属になります。
また、「蝋梅」という名前は蝋(ろう)細工のような梅に似た黄色い花を咲かせるから
その名前が付いたと言われています。
花びらを触ってみると分厚く、蝋のような質感があります。
ちなみに、原産地の中国では梅(ウメ)、水仙(スイセン)、椿(ツバキ)とともに
「雪中の四花」として親しまれているそうですよ。
下記は蝋梅の育て方になります。
<日当たり・置き場所>
特に場所を選びませんが、根腐れを起こして枯れないようにする為には、
水はけのよい場所に植えつけましょう。
大きく育ちますので、鉢植えではなく庭植えにしてください。
半日陰の場所でもよく育ちますが、花付きをよくしたいのであればできるだけ
日当たりのよい場所で育てましょう。
寒風の当たらない場所がお勧めですが、冬の寒さや夏の暑さに
比較的強い植物ですのであまり気を使う必要はありません。
<水やり>
植え付け時にたっぷりと水を与え、根付くまでは乾燥させないように気を付けます。
春から秋の間は(4月~10月上旬)、土の表面が乾いたら十分に与えましょう。
<用土>
過湿を嫌いますが極端な乾燥もよくありません。
水はけのよい培養土が適しています。
赤玉土(小粒)8、腐葉土2の配合土がよいでしょう。
植つけの際に、腐葉土などをあらかじめたっぷりと混ぜ込んでくださいね。
<肥料>
適期は2月下旬~3月下旬頃、8月下旬~9月上旬頃の年2回になります。
油粕と骨粉を同量混ぜ合わせたものを施します。
株元に2握りくらいでよいでしょう。
チッソ分が多いと枝や葉が必要以上に茂る原因になりますので注意してください。
<植えつけ・植え替え>
落葉時期が適期になります。
11月~12月、または2月中旬~3月に行いましょう。
真冬の厳寒期は避けてください。
植えつける場所には完熟堆肥や腐葉土などを充分に混ぜ込んでおきます。
植え穴は苗に対して深さ、幅ともにやや大きめ(2倍くらい)に掘ります。
水はけをよくする為に、株元が回りの地表よりもやや高くなるように
山高に植えましょう。
株元に水を注ぎます。
その時に棒などで突きながら根と土を馴染ませてください。
株がぐらつくようならば支柱を立てるとよいでしょう。
(極端な乾燥を避ける為にワラなどを株元に覆うとよいです)
<ふやし方>
・種まき
種まきがお勧めです。
出来る限り採りまきにしてください。
適期は9月~10月頃になります。
初夏から夏にかけて完熟した種を採種します。
鞘の中の種を取り出したらすぐに蒔いても構いませんが、
一晩水に浸けたものを蒔いてもよいです。
採取した種を赤玉土(小粒)と鹿沼土を混ぜた用土に、種の3倍ほどの深さに蒔き
軽く土をかぶせます。
その後は、乾かさないように水やりをして管理します。
苗は寒さに弱いので、霜や風の当たらない場所で管理してください。
上手くいけば春頃に発芽を確認できると思います。
本葉が3~5枚ほどになったら1本ずつ鉢上げを行ってください。
種から育てると花が咲くまでにはかなり時間がかかります。
発芽してから5年以上は開花までにかかると予測してください。
・接ぎ木(呼び接ぎ)
適期は3月頃になります。
台木を用意してください。
種まきから育てて2年~4年程経過した株を台木に使用します。
親株となる枝と台木の合わさる部分の表皮をナイフなどで削ります。
削った部分を密着させて、接ぎ木テープで固定してください。
<病害虫>
特に害虫の心配はありません。
葉に黒い斑点ができる・・水はけが悪いか土壌が硬くなっているのが原因
葉が黄色くなる
<剪定>
適期は落葉後の11月頃、花後の新芽が出る前の3月頃に行います。
成木は強剪定の必要はありません。
樹形が乱れてきたら、枯れ枝や間延びした枝、徒長枝を切る程度の
剪定を行います。
長く伸びた枝には花芽はほとんど付かないので、根元から20cmほど残して
切ってください。
木の内側に向かって伸びる短い枝は日光をさえぎる原因になります。
この様な枝も切り詰めましょう。
ひこばえ(根元から出る長く勢いのある枝)が出てきます。
ひこばえは株の栄養を消耗させ、勢いを衰えさせます。
2~3本程度残して、早いうちにかき取りましょう。
蝋梅は一度植え付けたら移植は困難な植物です。
植えつける場所はよく考えて選んでください。
蝋細工のような美しい花を咲かせる蝋梅を是非、育ててみてくださいね。
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