粕汁レシピ 鮭と豚を使った美味しい粕汁の作り方とは? [食]
体もポカポカ温まる美味しい粕汁の作り方をご紹介いたします。
Sake cake and yellowtail soup / pelican
粕汁(かすじる)とは
根菜などの具を入れて、酒粕と共に煮た日本の汁物料理(鍋料理)のこと。
粕汁は小さい頃から我が家の冬の食卓にあがっていましたので、
全国的に存在するものだと思っていました。
しかし、そうではないようですね。
調べてみると関西が発祥だそうで、勝手に全国区にしていたので・・、
その他の地域の方はそりゃ当然知らんわな・・です。
粕汁は出汁(ダシ)に酒粕、または味噌と酒粕を合わせたものを溶かして入れます。
酒粕は硬めの塊でなかなか溶けにくいので、鍋に直接入れるより
まずボウルなどで溶かしてから入れるのがポイントなんです。
(ペーストタイプも売っています)
具は家庭により様々なので、これといった決まりは無いと思います。
主に人参や大根などの根菜類や葉野菜、そして鮭などの魚や豚肉などが
使われます。
ちなみに酒粕には、ビタミン類、炭水化物、アミノ酸等が豊富に含まれています。
健康と美容に最適な食べ物なんですよ。
体を温める効果がある為、よく冬に食されますがもちろん1年中食べてOKです。
<粕汁を食べて期待できる主な効果>
糖尿病予防
ガン抑制
高血圧予防
狭心症予防
心筋梗塞予防
動脈硬化予防
健忘症(アルツハイマー)予防
脳梗塞予防
骨粗しょう症予防
アレルギー体質改善
肥満予防
美白効果 など
こんなに体に良い粕汁を食べない手はありません。
小さい頃には酒感が強くて、大人の食べ物だとあまり好きではありませんでしたが
今売られている酒粕はマイルドなものが多いので、お酒があまり得意でない方でも
食べられるのではないでしょうか。
ただ、お酒が弱い方はあまり無理をせずです。
そして、粕汁を食べたあとは車の運転などは避けましょう。
なぜなら、アルコール基準値に引っかかった方がいるそうです。
念のため「粕汁を食べたら乗るな、乗るなら食べるな」でお願いします。
下記は体も心も(?)温まる粕汁の作り方になります。
鮭バージョンと豚肉バージョンを載せておきますので、是非チャレンジしてみて
ください。
<豚肉を使った粕汁>
~材料(5~8人分)~
豚肉(薄切り)・・100~150g
人参・・1本
大根・・1/3本
れんこん・・約150g
こんにゃく・・1/2丁
里芋・・3~5個
油揚げ・・1枚
ネギ・・適量
酒粕・・約120g
醤油・・大さじ2
顆粒だし・・適量
味噌(合わせでも白でも)・・大さじ1
大きめのお鍋に1/3ほど水を入れ火にかけます。
火にかけている間に人参、大根、れんこんの皮をむき銀杏切りにしてください。
油揚げ、こんにゃくは軽く湯通ししておきましょう。
油揚げは細切りにし、豚肉、こんにゃく、里芋は食べやすい大きさに切ります。
お鍋の湯が沸いたら、切っておいた材料を投入します。
次にボウルに酒粕を入れ、お鍋の湯を少量ずつその中に加え溶きましょう。
しばらく具材に火を通し、柔らかく煮えてきたら溶いておいた酒粕を入れます。
顆粒だし、醤油、お味噌で味付けをしたら刻みネギを入れます。
軽く火を通して器に盛れば完成です。
豚肉を使っていますが酒粕が入ることにより豚汁とはまた違って、まろやかで
美味しくなりますよ。
<鮭を使った粕汁>
~材料 (2人分)~
生鮭・・100g
人参・・適量
大根・・適量
ごぼう・・適量
ネギ・・適量
顆粒だし・・適量
酒粕・・適量
味噌・・適量
作り方は上記の豚を使った粕汁と同じになります。
具材を食べやすい大きさに切ります。
鮭はブロック状に食べやすく切ってください。
お鍋に水を加えてまず野菜を煮ます。
具材に火が通ったら、鮭を投入します。
すぐに溶いた酒粕と顆粒だし、味噌を加えましょう。
味をみながら分量は調節してください。
具材全てに火が通れば完成です。
粕汁を作る場合、味噌の量は少し控えめがよいと思います。
物足りなかったら足すというようにしてください。
また野菜はこの他にもお好みのものでOKです。
個人的には木綿豆腐や油揚げと合うと思います。
味噌を入れなくても酒粕だけで美味しい種類もあります。
酒粕は板状のものがよく売られています。
使用する分を包丁などで切って、残った分は小分けにて冷凍しておけば
また使えます。
ちょっと贅沢に豚肉と鮭を一緒に入れる粕汁も美味しいですよ。
寒い季節に体の芯まで温まる粕汁を是非、食べてみてくださいね。
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