モッコウバラの育て方と挿し木の方法 [植物]
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モッコウバラの育て方と
挿し木の方法をご存知でしょうか。
モッコウバラとは、
学名はRosa banksiae。
和名、木香茨、木香薔薇。
英名、banksia rose。
中国原産の常緑性つるバラです。
開花時期は4月から5月の１ヶ月間。
草丈 ５０ｃｍ～７ｍ。
やや寒さに弱いので、
寒冷地での栽培には向きません。
棘が無く、丈夫で育て易い。
花は小さいですが
花付きがいいのが特徴です。
モッコウバラには多くの
園芸種があり、それぞれに
一重咲きと八重咲きとがあるんです。
主な種類は以下になります。
・黄モッコウバラ
一重・・Rosa banksiae f. lutescens Voss（ロサ・バンクシア・ルテスケンス）
八重・・Rosa banksiae f. lutea Rehder（ロサ・バンクシア・ルテア）
・白モッコウバラ
一重・・Rosa banksiae var. normalis（ロサ・バンクシア・ノルマリス）
八重・・Rosa banksiae f. alboplena Rehder
= Rosa banksiae Aiton 'Alba'（ロサ・バンクシア・アルバ）
モッコウバラの多くは薄い黄色です。
また白いモッコウバラは
良い香りが僅かにするんですよ。
では、モッコウバラを育てるには
どうすればよいのでしょうか。
＜植えつけ＞
・水はけと保水力のバランスのよい用土に適します。
植えつけ時には、元肥として堆肥、鶏糞、油粕、
配合肥料、骨粉等を入れ均等に混ぜ込んで
軽く押さえてください。
この上に肥料が根に直接触れないように、
土を１５ｃｍ位乗せて、接ぎめが土に
埋まらないように植え付けます。
＜水やり＞
・土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。
＜肥料＞
・元肥として堆肥を施すほかに、
適量の粒状肥料を用土とよく混ぜます。
花が終わってから、骨粉と油粕を
９月上旬まで月に２～３回与えます。
特に９月は、花芽の充実に影響します。
４月に蕾が出来る時に、
窒素肥料が残ってないようにしましょう。
＜置き場所＞
・モッコウバラは日当たりを好む植物です。
しかし、明るい半日影でも一応咲きます。
＜ふやし方＞
・モッコウバラは、さし木で比較的簡単に
ふやすことが可能です。
さし木でもしっかり発根し、
その後の生育も良好です。
まず、挿し木のできる時期と枝ですが、
通常は開花後、結実する頃がよく、
枝が伸長を停止し硬くなったものを用います。
モッコウバラは、八重咲きで結実しません。
開花時期に合わせて枝を採取する時期を決めます。
通常、４月下旬から５月上旬に開花しますので
６月上旬から中旬がいい時期でしょう。
（梅雨くらいでしょうか）
太さ数ミリぐらいの枝を採取します。
適当な長さに切りそろえ、挿し穂を調整します。
挿し穂には葉を２，３枚着けておきましょう。
さらに、切り口をカッターナイフなどで切り戻し、
水揚げ（水にさしておきます）を１時間ぐらい行います。
その後、清潔な用土に挿し木をします。
鉢に数本、挿し木を行い、
たっぷり灌水し、鉢ごとビニール袋をかぶせます。
（密閉状態にしておきます）。
直射日光の当たらない明るい場所に
そのまま置いておきましょう。
乾くような場所でしたら、
鉢の下に受け皿をし、そこに水をためておきます。
通常、３０日～４０日くらいで発根してきます。
発根しましたら、ビニール袋を取り外し、
少し灌水を控え（完全には乾かさないようにして下さい。）
より発根を促します。
しっかりした根が張ってきます。
そうなれば、通常の鉢植え用土に
植え替えて下さい。
鉢植えの場合は粒状の置き肥えを
鉢土の表面に置いて下さい。
地植えの場合は、最初に植える際に
植穴の底に堆肥等を入れておいて下さい。
枝は剪定せず、そのまま伸ばすことを
お勧めします。
見事な株になりますよ。
もし、気になるようなら適度に
剪定して下さい。
気をつけて欲しいのは、
今年伸長してきた枝を
あまり切りつめてしまうと
翌年の花数は少なくなるということ。
開花し込み合った枝を
間引くぐらいがいいと思います。
ちなみに、モッコウバラは
非常に丈夫なバラです。
病害虫に強いようですが、
アブラムシやハダニが
付く場合もありますので
ご注意ください。
モッコウバラを上手に育てて
アーチやフェンスに這わせたら、
かなりの迫力が出るのでは
ないでしょうか。
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モッコウバラの育て方と
挿し木の方法をご存知でしょうか。
モッコウバラとは、
学名はRosa banksiae。
和名、木香茨、木香薔薇。
英名、banksia rose。
中国原産の常緑性つるバラです。
開花時期は4月から5月の１ヶ月間。
草丈 ５０ｃｍ～７ｍ。
やや寒さに弱いので、
寒冷地での栽培には向きません。
棘が無く、丈夫で育て易い。
花は小さいですが
花付きがいいのが特徴です。
モッコウバラには多くの
園芸種があり、それぞれに
一重咲きと八重咲きとがあるんです。
主な種類は以下になります。
・黄モッコウバラ
一重・・Rosa banksiae f. lutescens Voss（ロサ・バンクシア・ルテスケンス）
八重・・Rosa banksiae f. lutea Rehder（ロサ・バンクシア・ルテア）
・白モッコウバラ
一重・・Rosa banksiae var. normalis（ロサ・バンクシア・ノルマリス）
八重・・Rosa banksiae f. alboplena Rehder
= Rosa banksiae Aiton 'Alba'（ロサ・バンクシア・アルバ）
モッコウバラの多くは薄い黄色です。
また白いモッコウバラは
良い香りが僅かにするんですよ。
では、モッコウバラを育てるには
どうすればよいのでしょうか。
＜植えつけ＞
・水はけと保水力のバランスのよい用土に適します。
植えつけ時には、元肥として堆肥、鶏糞、油粕、
配合肥料、骨粉等を入れ均等に混ぜ込んで
軽く押さえてください。
この上に肥料が根に直接触れないように、
土を１５ｃｍ位乗せて、接ぎめが土に
埋まらないように植え付けます。
＜水やり＞
・土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。
＜肥料＞
・元肥として堆肥を施すほかに、
適量の粒状肥料を用土とよく混ぜます。
花が終わってから、骨粉と油粕を
９月上旬まで月に２～３回与えます。
特に９月は、花芽の充実に影響します。
４月に蕾が出来る時に、
窒素肥料が残ってないようにしましょう。
＜置き場所＞
・モッコウバラは日当たりを好む植物です。
しかし、明るい半日影でも一応咲きます。
＜ふやし方＞
・モッコウバラは、さし木で比較的簡単に
ふやすことが可能です。
さし木でもしっかり発根し、
その後の生育も良好です。
まず、挿し木のできる時期と枝ですが、
通常は開花後、結実する頃がよく、
枝が伸長を停止し硬くなったものを用います。
モッコウバラは、八重咲きで結実しません。
開花時期に合わせて枝を採取する時期を決めます。
通常、４月下旬から５月上旬に開花しますので
６月上旬から中旬がいい時期でしょう。
（梅雨くらいでしょうか）
太さ数ミリぐらいの枝を採取します。
適当な長さに切りそろえ、挿し穂を調整します。
挿し穂には葉を２，３枚着けておきましょう。
さらに、切り口をカッターナイフなどで切り戻し、
水揚げ（水にさしておきます）を１時間ぐらい行います。
その後、清潔な用土に挿し木をします。
鉢に数本、挿し木を行い、
たっぷり灌水し、鉢ごとビニール袋をかぶせます。
（密閉状態にしておきます）。
直射日光の当たらない明るい場所に
そのまま置いておきましょう。
乾くような場所でしたら、
鉢の下に受け皿をし、そこに水をためておきます。
通常、３０日～４０日くらいで発根してきます。
発根しましたら、ビニール袋を取り外し、
少し灌水を控え（完全には乾かさないようにして下さい。）
より発根を促します。
しっかりした根が張ってきます。
そうなれば、通常の鉢植え用土に
植え替えて下さい。
鉢植えの場合は粒状の置き肥えを
鉢土の表面に置いて下さい。
地植えの場合は、最初に植える際に
植穴の底に堆肥等を入れておいて下さい。
枝は剪定せず、そのまま伸ばすことを
お勧めします。
見事な株になりますよ。
もし、気になるようなら適度に
剪定して下さい。
気をつけて欲しいのは、
今年伸長してきた枝を
あまり切りつめてしまうと
翌年の花数は少なくなるということ。
開花し込み合った枝を
間引くぐらいがいいと思います。
ちなみに、モッコウバラは
非常に丈夫なバラです。
病害虫に強いようですが、
アブラムシやハダニが
付く場合もありますので
ご注意ください。
モッコウバラを上手に育てて
アーチやフェンスに這わせたら、
かなりの迫力が出るのでは
ないでしょうか。
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