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芍薬 牡丹との違いは? [植物]

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芍薬牡丹は似ている
と言われますが、
その違いをご存知ですか?

shykuyaku.jpg

まず、芍薬(シャクヤク)とは、

学名をPaeonia lactiflora。
原産地は中国北部~朝鮮北部。
ユキノシタ目、ボタン科、ボタン属、
シャクヤク種 の耐寒性多年草(宿根草)です。

草丈は50~90cm。
開花時期5月~6月です。 

花色白、黄、ピンク、
紅、赤、桃、紅紫
など。
花径は10~15cmになります。

茎先に大型の花を一輪咲かせます
花びらは10枚程が多く、
葉は複葉で互生します。

花後には3~5個の
袋果からなるを付けます

花の形は「一重咲き」「八重咲き」
「翁咲き」などがあります。
株分けで増やすのが一般的です。

日本へは漢方薬として渡来しました。
根に収斂、鎮痙、鎮痛、消炎、
抗菌、止血、抗けいれん作用
婦人病全般の薬効があるとされます。


なぜ、 シャクヤクとボタンは
似ているといわれるのか。

実は、両花は同科同属の
なんです。

シャクヤクとボタンの
特徴とそのはこちら。

シャクヤク
・芍薬はです。
 冬に根を残して枯れ、
 春にまた新芽を出します。

見分けるポイントは、
小葉の先に切れ込み無い
・葉に、ツヤがある。
・花のツボミの先がとんがっている。

ボタン
・ボタンはです。
 そのまま越年し、
 茎から芽が出ます。

見分けるポイントは、
小葉の先に切れ込みある
・葉に、ツヤがない。
・花のツボミは球形をしている。

芍薬は、枝分かれなどなく立っています。
一方、牡丹は枝分かれするので
横張りの樹形になります。

その様子から
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
といわれるようになったようです。

簡単に違いをまとめると、
牡丹木本性(樹木)。
芍薬草本性(草)。
ということになります。

ちなみに、牡丹の別名
木芍薬」というんですよ。
芍薬に似ている事から
ついたんでしょうね。

牡丹が「花王」と呼ばれるのに対し、
芍薬は花の宰相「花相
と呼ばれています。

花言葉
「恥じらい」「はにかみ」
「内気」「清浄」「慎ましやか」

5月16日、2月8日、6月16日
誕生花になります。


母の日のプレゼントに、
美しく華やかな芍薬のブーケ
などいかがでしょうか。

きっと、喜ばれること
間違いなしです。




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