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カテゴリー:天気

春嵐なんて読む? [天気]

春嵐、なんて読むかわかりますか?

haruarashi.jpg

春嵐には二通りの呼び方があります。


そのまま春嵐(はるあらし)
いいんです!読み。

意味は、 春に吹き荒れる強風のこと。
その文字のとおり春の嵐です。

二月から三月頃にかけて吹く
強い南風、春一番が吹く様子
をこう呼びます。

ちなみに、春疾風(はるはやて)
春荒(しゅんこう、はるあれ)
春嵐と同じ意味になります。


もう一つは、春嵐(しゅんらん )読み。
こちらも調べたら
意味は春に吹くあらし、春のもや。

春嵐の正しい読み方は、

はるあらし」でも「しゅんらん」でも
どちらでもいいんです。

読み方が違えど、二つの意味は同じです。


柔らかで暖かなイメージがある春ですが、
嵐が発生する事があります。

立春を過ぎた頃、日本海側を
通過する発達した低気圧に向かって、
南の海上にある高気圧から強い南風
が吹き込むことがあるからです。

春嵐や爆弾低気圧などで天気が荒れ
各地に被害を与えるのは
こういった事が原因なんですね。


せっかくですので、
春と嵐の字が付く風の読み方と意味を
載せておきます。

・夜半の嵐(よはのあらし)  夜吹く風。一夜で桜花を散らす嵐。
・春一番  立春を過ぎて最初に吹く、昇温を伴った強い南風。
       2番目、3番目を春二番、春三番という。
・春風(しゅんぷう)  春の穏やかな風。しゅんぷう。
・鼻嵐  激しい鼻息。
・花嵐  桜の花の盛りのころに吹く強風。
・初嵐  秋の初めに吹く強い風。
・砂塵嵐(さぢんらん・さぢんあらし)  砂嵐。
・青嵐(あおあらし・せいらん)  5~7月の青葉のころに吹くやや強い南風。


俳句の世界で春嵐は、
季語になります。

季語として使う場合には
4月を主に2月から4月
季節に使ってみてください。

こんなのどうでしょう。
「春嵐、過ぎて夫婦の笑顔咲く」
あんまりでしょうか?

皆さんも是非、春嵐を季語に
一句詠んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに春嵐、英語では
spring stormsといいます。

予想はしてましたが、これまたそのままでした。


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爆弾低気圧の意味は?台風との違いは? [天気]

爆弾低気圧って何でしょう?

teikiatu.jpg

爆発的に発達する低気圧のことです。

短時間の間に急激に発達する温帯低気圧です。

周囲に強風、大雨、大雪などの
被害を発生
させます。

また移動速度が大きく、
台風のように海や山では大荒れになります。

どうやら台風と似てるようです。


では爆弾低気圧の低気圧とは何か。


低気圧には温帯低気圧と熱帯低気圧
の二つに別れます。

温帯低気圧とは

日本付近では
北へ行くほど温度が低くなります。
南と北では温度差があるので
大気の状態は不安定になり、
何かのきっかけがあると
温度差を解消しようとして
渦が起こり発達
します。
この正体が温帯低気圧です。

熱帯低気圧とは

熱帯地方では、
さほど温度のさがありません。
しかし気温が非常に高い為、
海水が蒸発しやすくなります。
そしてその水蒸気は水に変化します。
水になる時に出される
エネルギーにより発達する低気圧

熱帯低気圧というんですね。

この熱帯低気圧が発達して
最大風速が17.2m以上になったものを
台風と呼びます。

この台風、最大風速が基準を下回れば
また熱帯低気圧と
呼ばれるように戻ります。


温帯低気圧には
風速に関する決まりがない為、
どれだけ風速が強くても
逆に弱くても温帯低気圧となります。


爆弾低気圧
暖気と寒気からなる温帯低気圧。

台風暖気からのみ発生する熱帯低気圧。

爆弾低気圧と台風は
似てはいますが、
違うものなんですね。


爆弾低気圧や台風がやってきたら

外出は控えた方がいいでしょう。



外では強風に飛ばされて

何が飛んでくるかわかりませし、

また交通機関は大変な事になるのが

予測できます。



交通機関はマヒしそうですね。

そして家の周りのものが

風で飛ばされない様に

工夫するのも必要ですね。


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