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新じゃがいも 皮はどうするの? [食材]

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6月の旬、新じゃがいも(新じゃが)
ご紹介いたします。

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じゃがいも(馬鈴薯)とは
ナス科・ナス属の植物です。

原産地・・アンデス高地
     
今では世界中で栽培されている野菜ですね。
日本には江戸時代には既に存在していました。

新じゃがの旬は、主に春と秋の2回です。
一般的に春から初夏に出回る物を新じゃがいもといいます。

新じゃがいもとは、じゃがいもの種類ではなく
掘ってすぐのじゃがいものことをいいます。

年中見かけるじゃがいもは一旦貯蔵されますが、
新じゃがいもは、貯蔵されずに収穫後すぐに出荷されます。

特徴としては、皮が薄く、みずみずしいです。
また、新鮮なため軟らかいので早く煮えます。

春の新じゃがは、秋に収穫されるじゃがいもと違って
ホクホク感は少なくなります。

春、長崎など九州産を中心に出回り始めます。
その後、収穫は北へと北上し6月頃まで続きます。

新じゃがいもには秋に獲れる秋じゃがいももあります。
主に北海道で男爵いもが作られているようです。
新じゃが芋でも出荷されていますが、
ほとんどが貯蔵され冬から夏まで出荷されます。
ちなみに、秋の新じゃがはホクホクしています。


<主な品種>

・男爵
粉ふきイモやポテトサラダ、コロッケに向いています。
丸く、表面のところどころにくぼみのあるじゃがいもです。
粘りがないです。
火を加えるとホクホクになります。
荷崩れしやすいです。

・メークイン
おでんや煮物、揚げ物、炒め物に向いています。
扁平形で、表面がつるりとしているじゃがいもです。
粘りがあります。
煮崩れしにくいです。

・新じゃがいも
サクサクとした食感です。
皮ごと食べられます。

・キタアカリ
男爵から作られた品種になります。
男爵同様、ふかすなどして食べるといいです。
ホクホクとした食感です。
ビタミンCとカロテンの含有量が男爵より多いです。

・インカのめざめ
最近出回るようになった品種のじゃがいもです。
煮物、揚げ物、お菓子に向いているじゃがいもです。
果肉は濃黄色
粘りがあります。
煮崩れしにくいです。
甘みがあります。

よく食卓などで見かけるのは、
男爵やメークインですね。

じゃがいもはアルカリ性食品です。
肉や油料理につけ合わせることで、
体内の酸性化を防いでくれるんですよ。

<美味しいじゃがいもの見分け方と保存方法>

まずどういった料理に使うかによって、
品種による特徴を考え、男爵系かメークイン系を選びましょう。

・選ぶポイント

芽が出始めていないか、また、日にあたって
薄く緑色になっていないかを見てください。
そういうものは皮の部分に有毒成分
作りはじめられていますので避けてください。
えぐみが出て味が渋くなり、食べられません。

ふっくらと皮に張りがあるもの。
しわや傷のないもの。
しっかりと固いもの。
しなびた感じの柔らかいものは避けましょう。

メークイン系は表面がつるりとして
明るい色のものを選びましょう。

新じゃがいもの場合は、表面の皮が薄く、
指ではがれそうなくらいのものを選びましょう。
皮が薄く、はがれ易いものは新しい証拠です。
古くなっていくと、皮が厚くなり手では剥けなくなります。

・保存方法

冷蔵庫には入れず、暗く風通しのよい場所で
保存しましょう。

日光にあたると発芽しやすくなり、
芽の部分や緑色になった皮の部分に
有毒物質のソラニンが増えやすくなります。

ソラニンは、じゃがいもの芽の部分や、
緑色をした皮の部分含まれています。
非常に有毒な成分です。
一定量を摂取すると、頭痛や腹痛、嘔吐などを
おこします。
また、重症の場合には死亡する例もあるそうですので、
食べないようにしてください。

ちなみに、発芽を抑えるには、
リンゴを一緒に置いておくと良いと聞いた事があります。
リンゴから出るガスに発芽を抑制する働きがあるそうですよ。

じゃがいもの皮を剥き、切った状態で保存する場合は、
少しだけ酢を加えた水に浸して、
冷蔵庫に入れておくと変色を避けられます。

・冷凍保存

一度加熱したじゃがいもは冷凍保存すると
スポンジ状になってしまいます。

また、生のまま冷凍すると解凍した時に
水分が抜けてフカフカの状態になり、
美味しくなくなってしまいます。

冷凍で保存したい場合は
完全に火を通し、それを潰して小分けにし
冷凍しましょう。
潰してマッシュポテト状にしておくと、
スポンジ状になりません。

冷凍じゃがいもを使う時は、再度加熱して下さい。
解凍しただけでは美味しくないです。

潰したものは、コロッケやポタージュなどにも使えます。


<簡単!新じゃがいもの皮剥き>

新じゃがいもの皮は薄く柔らかいので食べられます!
しかし、皮を剥いて食べたい方もいると思います。
皮を厚く剥くのは勿体ないです。
下記の方法で行ってみてください。

スプーン・1本を用意します。

スプーンを使ってシャッシャッとむくと、
薄皮がきれいにむけますよ。
時々、水をかけながら剥くと
よりやりやすいです。

包丁の刃で同じようにできますが、
子供が行う場合は危ないですので、
スプーンがお勧めです。
是非、一度お試しください。


じゃがいものビタミンCですが、でんぷんが
ビタミンCを包み込んで保護してくれているため、
加熱しても栄養素が壊れにくくなっています。

ビタミンCは体内の粘膜を強化し、
胃潰瘍や美肌などに効果が期待できます。

また、豊富に含まれるカリウムは
体内のナトリウムを排出し、塩分バランスを調整します。
高血圧の予防にもなりますね。

旬の時期に美味しい新じゃがいもを
是非、ご賞味ください。




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