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ドクダミ茶の効能とその副作用とは? [植物]

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ドクダミという植物をご存知でしょうか。

そのドクダミから作られる
ドクダミ茶の効能とその副作用
ご紹介いたします。

dokudami.jpg

ドクダミとは、

ドクダミ科・ドクダミ属の多年草。

学名・・Houttuynia cordata
別名・・ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)、
    ジゴクソバ(地獄蕎麦)、
    ジュウヤク(十薬)
    馬に与えると10種類の効能があるところから。
    (馬だけでなく人間にとっても役に立つ植物です)

その昔は、之布岐(シブキ)と呼ばれていました。
ドクダミの名称は毒矯み(毒を抑える)から来ているそうです。
毒や痛みに効くことに由来するんですね。

原産地・・日本 中国など
草丈・・およそ30センチ
開花期・・6月~7月
花色・・白(正確には淡黄色)

ドクダミは身近な所、道ばたなどに
自生しているのを目にします。
半日陰地を好み、全草に強い臭気があります。

4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある
棒状の花序に淡黄色の小花を密生させます。
(総苞はイミテーションです)

本来の花には花弁も萼(がく)もなく、
めしべとおしべのみからなります。
白い花びらに見えるのは、葉が変化したものなんですね。

ドクダミの独特の香りは、乾燥させたり
加熱したりすると和らぐ
ことから、
山菜として天ぷらなどで食されます。

また、ドクダミの葉を乾燥させたドクダミ茶
作られています。
商品化したドクダミ茶は、一種のハーブティとして
飲まれていますね。

その他にもドクダミは、生薬として使用されます。
ドクダミを乾燥させたものを生薬名、
十薬(ジュウヤク)といい、
その十薬の煎液には利尿作用
動脈硬化の予防作用などがあるんです。

この場合、独特の香りはほとんど無くなります
また、湿疹、かぶれ、やけど、アトピー性皮膚炎などには、
生葉をすり潰したものを貼り付けるとよいそうです。

ドクダミをお風呂に入れると皮膚病の改善
美肌効果が期待できると言われています。

他にも、消炎・殺菌に加え、血液サラサラ効果、
デトックス効果などの薬効も確認されつつあります。


それでは、ドクダミを使った
ドクダミ茶の作り方と効能、その副作用
下記になります。

<ドクダミ茶の作り方>

一般的に市販されている商品ではなく、
自分で栽培したドクダミなどを利用する場合には、
なるべく清潔な場所に生えているドクダミを使用します。

収穫したドクダミを水でよく洗って汚れを落としてから、
風通しの良い所に根元から吊るして数日間乾燥させます。
天候にもよりますが、おおよそ1週間くらいが目安です。

乾燥しきった状態になれば、ハサミで小さめに
刻んでください。これで、ドクダミ茶の完成です。
小さく刻んだドクダミは缶などに保管しておきます。
乾燥したドクダミは、匂いも弱くなって、
独特の味わいのドクダミ茶が出来上がります。

まだ、ドクダミの匂いを強く感じてしまうという方は、
刻んだドクダミをフライパンで煎ってみてください。
そうすると風味が断然、良くなり飲みやすくなります

フライパンで煎る場合のポイントですが、
焦げないように弱火でゆっくり時間をかけて混ぜてください。
ドクダミの量にもよりますが5分~10分ぐらいがいいでしょう。

<ドクダミ茶の飲み方>

ヤカンに水1ℓと乾燥したドクダミを大さじ1~2杯入れ
火にかけます。
沸騰したら、弱火で8分くらい煮詰めて出来上がりです。

急須やティーポットの場合は、大さじ1~2杯のドクダミに
熱湯を注ぎます。
数分蒸らしてから飲みましょう。

できればヤカンで作る方をおすすめします。
急須などで蒸らすだけより煮詰めることで、
ドクダミの有効成分が抽出されやすくなるからです。

ドクダミ茶はクセのあるお茶です。
そのクセが慣れない場合には
冷たくして飲んでみてください。
飲みやすくなりますよ。


<ドクダミ茶の効能>

・動脈硬化の予防
(内臓の毛細血管を強化)
・高血圧を改善
・血行をよくし、むくみ、肩こりを改善
・利尿作用は膀胱炎、腎炎を改善
・便秘を改善
・冷え性を改善
・疲労回復
・強壮・強精
・アトピー性皮膚炎の予防
・肌荒れを改善
・糖尿病予防
・蓄膿症予防
・生理不順の改善
・生理痛解消

・心筋梗塞の予防
・ニキビ対策
・デトックス効果


とにかく、ドクダミ茶の効能はたくさん
ありますが、注目すべきはこれです。

デトックス効果ニキビ、吹き出物を解消できる。

ドクダミ茶の効能の中でも、
特にデトックス(解毒)作用が優れています。

体内に生じた老廃物や毒素を排泄する働きにより、
ニキビや吹き出物といった肌トラブルの
予防・改善効果
が期待できるんです。

体の中に老廃物や毒素が滞ることなく、
排出されることで血液の浄化に繋がります。
血液がきれいになればニキビや吹き出物などの
肌トラブルも出来にくい体質へと改善されていくんですね。


<ドクダミ茶の副作用>

ドクダミ茶には多少の副作用があります。
薬の副作用のようにキツイものではありません。

多少、便が緩くなったりお腹が痛くなったりします。
この症状が出る場合は、相当な量のドクダミ茶を
毎日、続けて飲んだ時などです。
適量を飲んでいれば心配することはありません。

また、副作用とは違いますが、
一部の人には注意が必要です。

それは、腎臓機能が弱まっている

ドクダミ茶にはカリウムがたっぷりと含まれています。
腎臓機能が弱まっている人が飲むと
高カリウム血症を起こす可能性が高いからです。

高齢者腎機能が低下した方
カリウムを保持する利尿剤を服用中の方
注意が必要になります。

また、カリウムの摂り過ぎは肝臓にもよくありません
肝臓が弱い方も注意が必要です。

まれに、ドクダミが体質的に合わない人もいます。
その場合、光過敏症皮膚炎を発症した例もあるといいます。

ドクダミ茶が体にいい飲み物だからといって、
副作用がでてまで、飲む必要はありません。
少量でも異常を感じるならば飲まないほうがいいでしょう。


副作用を聞くと、ドクダミ茶って大丈夫なの・・?
と思うかもしれませんが、
ドクダミ茶は、とても安全性が高い飲み物です。

特に内蔵の異常がなければ、
副作用を気にせず積極的に飲みましょう。

ちなみに、ドクダミ茶にはカフェインは全く含まれていません




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