SSブログ
 

紫蘭(シラン)の花の育て方と花言葉 [植物]

sponsored link




紫蘭の花の育て方
花言葉をご紹介いたします。

siran.jpg

まず、シラン(紫蘭)とは、
ラン科シラン属の宿根草のこと。

学名・・Bletilla striata
和名・・シラン(紫蘭)

漢字で書くと「紫蘭」、
紫色の花を咲かせる蘭ということですね。

原産地・・日本、台湾、中国
花期・・5月~6月
花色・・紫、赤紫、白、ピンクなど


以下は紫蘭の特徴になります。

少し湿ったところに生えます。
茎の長さは50センチ位、
葉は長さ30センチ位の披針形です。
やや幅広の葉脈が目立つ長い葉
株立ち状に茂らせます。
姿が崩れず四方に優雅に広がりますよ。

茎の下部に4、5個群がって生え、
下部は鞘となります。
茎の先に紫紅色、白色の
直径約5cmの花を数個まばらにつけます
花はやや大きいです。
花弁は細長く、あまり
開ききらないような感じで咲きます。

品種に花が白い
シロバナシラン

葉に白い縁取りが入る
フクリンシラン

花の先端に紫紅色が入る
口紅シラン

花弁が唇弁化した
三蝶咲きシランなどがあります。

紫蘭は別名白及(びゃくぎゅう)
といいます。
地下茎を白及根と呼び、
健胃のための生薬として、
また止血・収れん作用のある漢方薬として
使われているんです。
他には七宝焼きの接着剤として
使用されているようですよ。

ちなみに、日本自生種のラン
ラン科植物の中では、かなり
丈夫なようです。
暑さ寒さに強く、放って置いても
どんどん増えます。
非常に育てやす植物のようですね。


それでは、紫蘭の育て方
下記になります。

<水やりと肥料>

ジメジメした湿り気のある土壌
好みますが、乾燥にも比較的強いです。

一般的な植物と同じ水やりで、
土が乾いていたら水をやります。

休眠期のは水やりの回数を減らし
乾かし気味に。
土が乾いてから数日経って
水をやる程度にしましょう。

肥料を与えるタイミングですが、
花が咲き終わった後にしてください。
株元に緩効性肥料や油かすを施します。
肥料は少量でかまいません。

<用土>

腐葉土など有機質のたっぷり入ったもの
そして、水はけの良い場所を選びましょう。
市販している普通の培養土で十分です。
(市販でラン用の土を売っています)

<植え替え・植え付け>

鉢植え
毎年一回り大きい鉢に植え替えます。
古いバルブから新しい芽を伸ばし、
株は年々広がっていきます。

その為、鉢が小さいと
十分に成長することができません
鉢の大きさにより、それ以上
大きくできない場合は株分けをして、
株を小さくしましょう。

庭植え
長年、放っておくと株が広がる上に
弱ってきます。
2年~3年に1回は掘りあげて
株分けをして植え替えましょう。
適期3月もしくは10月~11月上旬です。

<ふやし方>

株分けで増やします。
シランの株分けはに行います。
適期10月です。

細かく分けても枯れることはありませんが、
あまり細かく分けすぎると翌年に花が
咲かなくなるので、1株に3つ位
バルブが付くように分けましょう。

植えるときはバルブが隠れる程度に。
少々バルブが地上に出てきても大丈夫です。

バルブとは・・
 肥大して円柱状、棒状、球状の茎のこと。
 水分や養分を蓄えています。
 水分、養分を貯蔵する器官だと
 思ってください)

<管理場所・日当たり>

出来るだけ日当たりの
良い場所
に置きましょう。
半日陰でも大丈夫です。

ただ、日照不足になると
花付きが悪くなります。

暑さにもよく耐えますが、
真夏の直射日光を浴びると葉っぱが
焼ける
ことがあります。

部分的に茶色くはなりますが、
枯れるほどではないので、
気にしなくても構いません。

日当たりの良い場所に
置いている鉢植えなら、
梅雨明けくらいから暑さが避けられる
半日陰へ移動させましょう。

耐寒性は強い方ですが、
さすがに土が凍結すると枯れてしまいます
凍らせなければ戸外で冬越しして
かまいませんが、土が凍結するほどなら、
室内に取り込んでやるか、
土に腐葉土をなどを敷いて株を保護しましょう

<病害虫 >

あまり発生しません。


簡単に紫蘭の育て方を
まとめてみるとこうなります。
 
置き場・・日当たり~半日陰でよく育つ。
      凍結させなければ戸外で冬越しできる。

水やり・・やや湿った場所が好み。
      土の表面が乾いたらたっぷりと。
      冬はあまりやりすぎない。

用土・・市販のランの培養土。
     水はけのよい土。

肥料・・肥料は花後に少し与える程度。
     春と秋に緩効性化成肥料を控えめに。

植え替え・・2~3年に1回、10~11月に。
        バルブの頭が少し見えるくらいに浅く植える。


紫蘭を育てるのは難しくなく、
ランとしては珍しく放任でも
増えていくほど丈夫なようですね。
紫蘭育てに是非、
チャレンジしてみてください!


紫蘭の花言葉
「あなたを忘れない」「お互い忘れないように」
「変わらぬ愛」「薄れゆく愛」  




sponsored link



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。