フキノトウはフキと同じなの？違いは何？

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フキノトウとフキって
「フキ」という名がつくだけに
同じものなんでしょうか？



フキノトウもフキも
植物学的には全く同じ植物なんです。

フキノトウは、
植物学的にはフキの冬期花雷（フキのつぼみ）、
花および花茎の事をいいます。
ちなみにフキノトウは
つぼみの段階で収穫します。
これを食すわけです。

フキは、
葉です。
食べる部分は
棒状の葉柄（ようへい）です。


フキノトウもフキも
同一の植物（フキ）の「葉および葉柄」と
（フキノトウ）「花雷」という異なった器官な訳ですね。

どちらも「フキ」という植物の
地下茎から発生します。

その同じ地下茎から、
フキノトウも出るし、フキも出るんですね。


もっと簡単にいうと、

フキノトウは、フキの花。
フキノトウの花が咲いてから
フキの葉が登場するわけです。

フキとフキノトウは
今までずっと違うものだと思って
生きてきました・・
知らなかった！


そんなフキノトウですが
春には欠かせない山菜ですよね。

フキノトウは独特の苦味があります。

花が咲いてしまうと苦味が強くなるので、
ツボミの状態で摘み取って食べて下さい。

食べ方としては、てんぷらなどに調理して食べるのが
一般的なのではないでしょうか。


フキノトウの栄養成分としては、

ビタミンB1、B2、ビタミンE、ビタミンK1、
葉酸、カリウム、リン、鉄、食物繊維などを
多く含みます。


・ビタミンB1は便秘、肌荒れに

・ビタミンB2は生理不順、シミ肌荒れに

・ビタミンEは老化、貧血、不妊症に

・ビタミンK1は骨粗鬆症に

・葉酸は口内炎、成長不良、下痢に

・カリウムは筋肉の低下に

・リンは代謝障害に

・鉄は貧血、冷え性に

・食物繊維は便秘に

このような効果が期待されます。


フキノトウってゴボウよりも
食物繊維が多いんですよ。

そしてフキノトウには
ガン予防の効果があるんです。

またフキノトウは、
花粉症にも効果があるんですよ。

フキノトウを食べると
良いことずくしな訳です。

フキノトウを美味しく食べて
元気に春を過ごしたいですね。

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