マンゴーの切り方とは? 漢字でどう書くの? [食材]
マンゴーの切り方と、漢字でどう書くのか・・をご紹介いたします。
マンゴーとは
ウルシ科・マンゴー属の果樹、またその果実のこと。
菴羅(あんら)、他に菴摩羅(あんまら)ともいいます。
学名・・Mangifera indica
和名・・マンゴー
英名・・Mango
マンゴーは漢字で「檬果」、「芒果」と書きます。
旬は夏になります。
原産地・・インド、東南アジア、
マレー諸島、インドシナ半島
出回る時期・・周年、
4月~8月頃(国内産です)
主な産地・・沖縄県、宮崎県、鹿児島県
<マンゴーの特徴>
マンゴーの葉は3~7cmの葉柄があり、互生しています。
(葉柄・・植物において葉と茎を接続している小さな柄のこと)
葉身は長披針(ちょうひしん)形で全縁になります。
(全縁・・葉の縁が滑らかで、ギザギザのないこと)
葉は革質で、長さは10~30cm、幅4~10cmになります。
表面は濃緑色で光沢があります。
また、裏面は黄緑色で少し光沢があります。
マンゴーは同じ株に雌花、雄花および両性花をつけます。
長さ10~40cmの円錐(えんすい)花序を枝端に作ります。
果実は核果で5月~10月に熟します。
(核果・・外側の果皮および果肉が、内果皮の硬化した硬い核(殻)を取り巻き、
核の中に種子があるもの)
長さ3~25cm、幅1.5~15cmの広卵形で、品種間変異が大きいです。
マンゴーは黄白色、黄色、黄赤色などが多く、
赤紫色の斑点(はんてん)のある珍しいものもあります。
果皮は固くてやや厚みがあります。
熟すとやわらかくなり、皮が簡単にむけるんですよ。
マンゴーの果肉は、黄色から橙黄(とうこう)色で多汁です。
種は大きく平たくて、薄いです。
種皮は木質で表面に繊維があります。
<マンゴーのかぶれ>
マンゴーは「マンゴール」という物質が含まれています。
これは接触性皮膚炎(かぶれ)の原因となるものです。
アレルギーのある方は十分注意してください。
<マンゴーの選び方>
・新鮮なものには果皮に白い粉(ブルーム)がついている。
・果皮にしっとりとツヤがあるもの。
・色鮮やかでふっくらとしているもの
・シワのあるものは選ばない。
・果皮に黒い斑点があるものは選ばない。
・ブヨブヨしたものは選ばない。
<マンゴーの保存方法>
熟す前のマンゴーは、果肉がかたいです。
かたい未熟なマンゴーは、常温の涼しい場所で追熟させます。
マンゴーの独特の甘い香りが強くなり、
軽くさわった時に、やわらかくなっていれば食べ頃になります。
完熟マンゴーは、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
マンゴーを食べる時は、冷やすと美味しく戴けます。
2~3時間前に冷やしてから、食べてください。
<マンゴーの切り方>
マンゴーの切り方は、魚を三枚におろす要領だとお考えください。
マンゴーの種は、平たい楕円形です。
正面から見ると大きく見えますが、側面(横の面)から見ると
薄いんです。
包丁で切るときには種の方向と位置を見分け、
種の平らな面と平行になるように必ず側面から、
包丁を入れましょう。
それでは、マンゴーを切りましょう。
丸いマンゴーですが、よく見ると少し平べったいです。
平べったい方が側面になります。
側面方向を上にして切ります。
中心から1cmずらした位置をタテに切ってください。
中心からずらすのはタネを避けるためです。
もう片方も同じ様に切ります。
この部分が魚の三枚おろしに似た切り方なんですね。
同じ切り方の果肉が2、種つきの薄い果肉1に分けました。
では、ここから食べやすいようにマンゴーに細工をしましょう。
マンゴーの果肉にさいの目状に包丁を入れます。
だいたい、1~1.5cm間隔で縦横に切ります。
包丁の先が皮に当たるまで入れますが、
皮は切らないように気をつけてください。
果肉の周囲にも、深さ1cmくらいの切りこみを
グルッと一周、入れましょう。
切り込みが完成したら、皮の方の真ん中あたりを
裏から押すように反り返らせると出来上がりです。
種つきの果肉は勿体ないですので、皮の部分を切って、
実の部分は食べてくださいね。
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