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行者にんにくの食べ方と醤油漬けの作り方 [食材]

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行者にんにくをご存知でしょうか?

行者にんにくの食べ
ご紹介いたします。

gyouza.jpg

行者にんにく(ギョウジャニンニク)とは、

ユリ科・ネギ属の多年草
タマネギやニンニク、ニラなどと同じになります。

長さ・・20cm~30cm
別名・・キトビロ、ヤマビル、ヤマニンニクなど

日本では近畿以北から北海道にかけて分布しています。
初夏に葱坊主と同じような花を咲かせ、
それからできる種と株から出てくる新芽で増えていきます。

行者にんにくは、3月頃に北海道南部で
天然物が出回り始めます。

それから産地を北へ移動し4月中旬~5月中旬に
最盛期を迎えます。


ちなみに、行者にんにくの旬
4月中旬から5月です。

行者にんにくの食用部位は、
鱗茎、若芽、花蕾、開花時までのになります。
(鱗茎・・多数の葉が短い茎の周囲に生じ
 養分を貯蔵して多肉となり、
 それが球形や卵形になったものの事)

葉茎主に食用として用います。

採取時期ですが、若芽と葉は4月~6月
花蕾6月~7月、鱗茎は何時でも良いようです。 

行者にんにくは茎の太さが1cm程度
まだ葉の開かない状態のものがベストです。
味と香り共に濃くてとても美味しいです。
 
行者にんにくは生育速度が非常に遅く、
種を蒔いてから収穫までに5年~7年
かかるといわれています。

ちなみに、天然物は希少な山菜とされ、
市場に出回っているものは
少量にもかかわらず高値で取引されるんですよ。



下記は行者にんにくの食べ方になります。

行者ニンニクの選び方です。

葉が開いてないものを選びます。
葉が開くにつれ、行者にんにくの香りが薄れるからです。
また、株がしっかりと太っているものを選びましょう。

鮮度ですが、葉の先までみずみずしく張りがあるもの
根元の切り口が新しいものを選びましょう。
行者にんにくは、鮮度が落ちてくると
切り口が溶けてしまいます。


下処理の方法です。

行者にんにくの赤い部分を剥きます
赤い部分を処理することでエグみ
苦み無くなり食べやすくなります
(この部分には、泥や虫が入ってる事があります)

指で引っ張ると簡単に剥けますよ。
薄皮が残った場合はそれも取ってください。
それが出来たら洗いましょう。


<行者にんにくの醤油漬け>

材料
行者ニンニク(お好みの量で用意してください)
醤油

下処理した行者にんにくを用意します。

沸騰したお湯に、行者ニンニクを入れます。
10秒ほどで、すぐにざるに上げましょう。

行者にんにくの荒熱が取れたら、
水気を絞ってキッチンペーパーでしっかりと
水分を拭き取りましょう

瓶などの密閉容器に、行者ニンニクを入れます。
完全に行者にんにくが浸るように醤油を注ぎ
密封して保存します。
保存期間1年~2年程。
また、漬け込み時間によって少しずつ味が
変わっていきますよ。

何十年も漬けたい場合は、醤油に少しのお酒を入れ、
そこに行者にんにくを入れて、醤油漬けにしても良いです。


オススメはこの醤油漬けになりますね。
1ヶ月すると行者にんにくの辛味が消え
2ヶ月で全体に醤油がしみて茶色くなります。
醤油だけを料理に使っても美味しいですよ。
(ニンニク風味の醤油になります)

行者にんにくの醤油漬けを刻んで
餃子の具に入れたり、チャーハンに
入れたり、そのままご飯に乗せて
食べても美味しいですね。

特に豚肉との相性は良いようです。

行者にんにくの強い匂い成分は、
豚肉のビタミンB1と反応することにより、
にんにく独特の匂いが出なくなるそうです。
また、疲労回復効果も期待できるとか。

それでもやはり匂いが気になる
いう方は、こちらを試して見てください。

行者にんにくは凍らせると匂いを抑えることができます。

凍らせることにより、臭いの成分である
含硫アミノ酸が働かなくなるんですね。

その他にも行者にんにくの天ぷら
パスタに使用したり、
ととじても美味しいですよ。









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