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コッピーの育て方と寿命 [魚]

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コッピーと呼ばれる魚を
ご存知ですか?

コッピーの育て方とその寿命
ご紹介いたします。


コッピーと呼ばれていますが・・
本当はアカヒレといいます。

アカヒレとは、
コイ目・コイ科に属する魚。
特徴的な赤い尾鰭(おびれ)から
名前がつけられました。

学名・・Tanichthys albonubes
英名・・White Cloud Mountain minnow

ちなみに、英名は原産地の1 つである
中国の白雲山に由来します。

体長は成魚で最大でも3~4cm程度。
体色はやや褐色がかった銀白色で、
特徴的な赤い尾びれを持ち、
体軸には縦条が入っています。
生存温度は5℃~30℃くらいです。

性別の特徴です。

オス・・ヒレが赤くて大きく体の色も
     赤くて鮮やか。

メス・・ヒレや体の色がやや薄く
     お腹がふっくら丸み
     帯びている。
     (成熟したメスは腹部が
      膨らんでいます)

アカヒレは、低水温や酸欠に強く
飼育や繁殖が比較的簡単です。
観賞用に飼育されるほか、
実験生物としても利用されているんですよ。

瓶の中に入れられて販売されているものを
見かけたことがありませんか?
それがこの本種で、コッピーになります。

また、観賞魚として流通している種類には、
アカヒレ(コッピー)とゴールデンアカヒレ、
ロングフィンアカヒレ、ベトナムアカヒレがいます。

ゴールデンアカヒレ

アカヒレの突然変異により誕生した改良品種です。
透明感のあるゴールデンイエローで、
光の加減によって目の周りがうっすらと
メタリックなスカイブルーに輝きます


自然界では何千匹に一匹でしか生まれない黄変種。
しかも保護色を持たない、こうした突然変異は、
野生では、ほとんど生き延びることができないそうです。

しかし改良品種は、アカヒレと同じように、
とっても丈夫で飼いやすい観賞魚ですよ。

ロングフィンアカヒレ

アカヒレのヒレを長く改良した品種です。
ロングフィンアカヒレは、鰭の先端が赤く縁取られ、
内側は半透明の白か黄色になります。
また、ヒレをふちどるワンポイントがありません。

現在ではアカヒレとの交配がすすみ、
前のようなロングフィンアカヒレは見られなくなりました。

ベトナムアカヒレ

ベトナム原産のアカヒレで、
最近になって発見された種類です。

ヒレが大きく、下のヒレが赤く染まる種類です。
また、頭から尾にかけ体にハッキリとした
黒いラインが入ります。
成魚になっても通常のアカヒレより
一回りほど小さいのが特徴です。

ちなみに、オスがヒレを広げて
メスに求愛行動をするんですよ。
また、ベトナムアカヒレは、
冬場はヒーターが必要となります。


下記からは、コッピーの育て方になります。

耐寒性も高く、飼いやすく強健な魚です。
水質についても弱酸性から
弱アルカリ性まで幅広く適応します。
日本の水なら硬度も気にしなくても
大丈夫ですよ。

コッピーは淡水魚の中でも
少しの酸素で大丈夫な魚です。
水温も5℃~30℃と適応力が高く、
室内飼育であれば非常に育てやすいです。
育てる時はある程度の泳げるスペースは
与えてあげましょう。

<水の準備・水換え>

水換えは1ヶ月に1度を目安に行います。
ただ、餌の与えすぎなどで水が
濁ってきた場合は、すぐに行ってください。

水道水は必ずカルキ抜き(薬剤)をします。
他には、バケツなどに水を2~3日
汲み置きしたものを使用する方法もあります。
一匹あたり500CCぐらいの水の量が目安です。

出来れば床砂や水草も用意しましょう。
ちなみに、水草は光合成により酸素を出し、
それを魚が取り入れ、魚の排泄物が
根から栄養になるという自然循環を行います。
も色々な種類がありますがバクテリア
住みやすいものがいいでしょう。


用意する物・・バイオ液・大きめのコップ・洗面器

水道水をコップに用意し、バイオ液を適量加え、
3~4時間置き、水温を元のコッピーの水と同じにします。

水草を容器から取り出し、魚を古い水と一緒に
水面器へ流し込みます。

そこへ水温を同じにした新しい水を加えます。

砂はそのまま容器から出さずに中で洗います。
にはバクテリアが住んでいます、
あらかじめカルキ抜きしてある水で洗う
ことをおすすめします。
同様に水草も洗いましょう。

容器の内側もスポンジ、ガーゼ等で水洗いましょう。
ガラス面を掃除をするときはガーゼ等を
割り箸に巻きつけこすりながら落としてください。

(洗剤は使わないでください!)

ちなみに、ミナミヌマエビなどと一緒に飼うと
コケを掃除してくれるのでいいですよ。
ただ、繁殖が早いので数匹でいいです。


洗い終えたら、魚を新旧混合の水と共に
砂のある容器に戻し水草も戻します。

魚の移動には大きなスプーンを使います。
または、ミニネットが売っていますので
それを使うと跳ねる事が無く安心です。


コッピーは、直射日光は射さず
明るい所に置いて下さい

夏は涼しく、冬は暖かい所がいいですね。
窓際からはある程度、離して下さい。
そして、夜は消灯してあげましょう。

コッピーは十分な水量があれば
水草の酸素で大丈夫のようです。
酸欠の場合は、浮いてきますので
フタ付きの容器の場合は、少しの間、
フタを開けてあげてください。

ですが、栄養のバランスと消化の良い
専用エサ“コッピーフード”があります。
2~3日に1回、多すぎないように与えましょう。


<コッピーの寿命>

2年~3年、あるいは3年~4年
いわれています。
飼い方や購入した時にすでに
何年か経っていれば年数は
変わってきますよね。

中には6年~7年、8年も生きているのがいるとか・・。
コッピーはうまく飼えば長生きしてくれる魚のようです。

丈夫で育てやすいコッピー
一度チャレンジして癒されてみては
いかがでしょうか。




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